温泉/甲信越の温泉

諏訪湖畔に近代的な宿が立ち並ぶ上諏訪温泉(3ページ目)

上諏訪温泉は、古くから門前町または宿場町として栄えた町で、温泉も鎌倉時代からの歴史があります。温泉街として急速に発展するのは、中央線開通以降の明治時代以降。同様に門前町で中央線の駅がある下諏訪温泉と比較しても、湖畔に近代的な宿が立ち並ぶ様子は壮観で、上諏訪温泉独特の風情になっています。今回は、上諏訪温泉を紹介します。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

上諏訪温泉の観光地

高遠城址公園の夜桜

桜の日本三大名所、高遠城址公園の夜桜


上諏訪温泉の観光地といえば、まずは目の前の諏訪湖諏訪大社ですが、北上すれば霧ヶ峰高原蓼科高原があり、観光地だらけと言える交通の要衝になっています。

意外な観光地としては、少し南下してみるのがお勧め。全国でも一番と思えるホタルの名所、辰野町もありますし、弘前城址、吉野山とともに桜の日本三大名所に数えられる高遠城址公園もあります。今年は冬の寒さが厳しかったので、桜の花数がやや少なかった気もしますが、それでも写真のような美しさでした。

夏は霧ヶ峰高原車山高原のニッコウキスゲ鑑賞がお勧めですが、なんと言っても4万発の打ち上げを誇る諏訪湖祭湖上花火大会が有名です。

秋は蓼科高原が、何処に行っても絶景の紅葉で迎えてくれます。特に女神湖の黄金色の紅葉と湖水のコントラストが絶景です。
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