温泉/甲信越の温泉

諏訪湖畔に近代的な宿が立ち並ぶ上諏訪温泉(2ページ目)

上諏訪温泉は、古くから門前町または宿場町として栄えた町で、温泉も鎌倉時代からの歴史があります。温泉街として急速に発展するのは、中央線開通以降の明治時代以降。同様に門前町で中央線の駅がある下諏訪温泉と比較しても、湖畔に近代的な宿が立ち並ぶ様子は壮観で、上諏訪温泉独特の風情になっています。今回は、上諏訪温泉を紹介します。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

上諏訪温泉の旅館

老舗旅館「ぬのはん」

歴史と伝統を誇る老舗旅館「ぬのはん」

上諏訪温泉を代表する老舗旅館が「ぬのはん」です。江戸時代に「布屋」として創業し、明治十六年に温泉旅館になりました。現在の湖畔沿いに別館が出来たのが、大正九年です。古くから文人墨客の利用が多く、美空ひばりが愛用した事でも知られます。

他に規模の大きな宿として、浜の湯諏訪湖ホテルホテル紅や双泉の宿朱白ホテル鷺乃湯などがありますが、規模が大きいせいか、大浴場はいずれも循環(ぬのはん含め)です。


上諏訪温泉の入浴施設

「片倉館」は国の重要文化財

「片倉館」は現役の温泉公衆浴場として日本に二つしか無い国の重要文化財

上諏訪温泉を代表する入浴施設として「片倉館」があります。現役の温泉公衆浴場として国の重要文化財に指定されているのは、道後温泉本館と片倉館の二つしか無いという大変に貴重な物です。

温泉自体は循環で、一時期カルキ臭がプール以上に強烈だった事がありますが、最近はカルキ臭をあまり感じずに落ち着いて入浴する事が出来るようです。

泉質にこだわる温泉マニアには、日帰り施設「湯小路いきいき元気館」(ここは循環)の近くにある大和温泉が、単純硫黄泉の掛け流しで人気を集めています。

次ページでは、上諏訪温泉の観光スポットをご紹介します。
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