鯉のぼりの取り入れ方
鯉のぼりは、子を思う親の気持ちから誕生しました
鯉のぼりは、子どもにとって大事な「思い出ボタン」になります。住宅事情で本格的な鯉のぼりがあげられない場合でも、ベランダ用や室内用を飾ったり、手作りしてみてはいかがでしょう。
手作りする場合のおすすめは、紙の鯉のぼりです。「紙」は「神」に通じる神聖なものであり、格の高いものとされています。江戸時代の鯉のぼりは和紙でできていたので、それを真似て和紙で作り、軒先や窓辺に吊るしてみると、風を受けて元気に泳ぎ、雨が降れば「鯉の滝登り」に見立てることができます。こうした文化背景があると、紙の小さな鯉のぼりでも、価値の高いものになると思います。
五月人形の取り入れ方
「紙」は「神」に通じる神聖なもの。兜をかぶると守られていることが実感でき、印象的な思い出となります
兄弟の場合、ひとりひとりに準備できれば理想的ですが、なかなかそうもいきません。そういう場合は「あなたたち兄弟を見守ってくれる」、父親のお下がりなら「お父さんを守ってくれた人形だからすごく強い!安心ね」などと声掛けをして、見守られている実感を持たせてあげると良いでしょう。
また、しっかりとした和紙で兜を折ると立派な飾りものになり、大きな紙でかぶれるようにすると「神」が守ってくれるおまじないになります。