ポイントを押さえて五つの力を発揮させましょう
できることを取り入れて楽しんでくださいね!
では、何でもいいのかといえば、それも違います。0と1では全く価値が違うように、何もしないより断然良いのですが、せっかくですから価値のあることをしたいもの。大切なのは、本質を知った上で出来ることを取り入れて楽しむことです。(詳しくは、具体例1と具体例2をご覧ください)
また、基本的に家庭の行事で、家族に対する愛情表現です。他人の目ばかり気にすると、家族に伝えるべき文化や愛情のない、単なるイベントになってしまいがちなので、そのへんも注意してください。友達を呼んだり、ブログで披露したりする際も、料理やテーブルコーディネート、飾りつけに文化が有るか無いかで、響き方が変わるでしょう。場合によっては、イベントと「行事育」を分けてみてください。
文化や思いを大切に
単なるイベントにならないよう、文化や思いを大切にしてください
■私がガイドをつとめているAll About「暮らしの歳時記」では、行事の本質をお伝えする記事を取り揃えております。パソコン、スマートフォンなどで随時ご活用ください。
■「行事育」のノウハウ本として 『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)がございます。お手元にあると重宝すると思いますので、ご活用ください。
また、家庭の行事はその家ならではの文化が大事です。一般的な知識にとどまらず、自分の親世代に教えてもらったことや、家のしきたりを優先しながら、親子の根っこを育んでいってください。10年後、20年後……さらに100年後にも、「行事育」の効果が続いていくはずです。
>>> 「行事育」具体例1:お雑煮
※この記事は【親子の根っこをはぐくむ 和文化研究家・三浦康子の「行事育」メソッド】コンテンツのひとつです。