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「行事育」の楽しみ方とポイント

親子の根っこをはぐくむ 和文化研究家・三浦康子の「行事育」メソッド。「行事育」の効果は、10年後、20年後…さらに100年後にも続いていきます。幸福度が増す「行事育」の楽しみ方と、五つの力を発揮するためのポイントをお伝えします。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

ポイントを押さえて五つの力を発揮させましょう

できることを取り入れて楽しんでくださいね!

できることを取り入れて楽しんでくださいね!

「行事育」の五つの力 【根っこになる】【絆になる】【心豊かになる】【賢くなる】【元気になる】を発揮するためには、行事の本質を活かすことが大事です。そのためには、伝統やしきたりを守るのが理想ですが、何々すべきと堅苦しく考えると、出来ないことが多くてやる気も失せてしまいますよね。

では、何でもいいのかといえば、それも違います。0と1では全く価値が違うように、何もしないより断然良いのですが、せっかくですから価値のあることをしたいもの。大切なのは、本質を知った上で出来ることを取り入れて楽しむことです。(詳しくは、具体例1具体例2をご覧ください)

また、基本的に家庭の行事で、家族に対する愛情表現です。他人の目ばかり気にすると、家族に伝えるべき文化や愛情のない、単なるイベントになってしまいがちなので、そのへんも注意してください。友達を呼んだり、ブログで披露したりする際も、料理やテーブルコーディネート、飾りつけに文化が有るか無いかで、響き方が変わるでしょう。場合によっては、イベントと「行事育」を分けてみてください。

 

文化や思いを大切に

単なるイベントにならないよう、文化や思いを大切にしてくださいとが大切です

単なるイベントにならないよう、文化や思いを大切にしてください

「行事育」には、行事をするための知識やスキルが必要です。残念ながらこの場で個々の説明をすることができませんので、わからないことは調べたり、教えてもらったりすることが大切です。

■私がガイドをつとめているAll About「暮らしの歳時記」では、行事の本質をお伝えする記事を取り揃えております。パソコン、スマートフォンなどで随時ご活用ください。
■「行事育」のノウハウ本として 『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)がございます。お手元にあると重宝すると思いますので、ご活用ください。
 
また、家庭の行事はその家ならではの文化が大事です。一般的な知識にとどまらず、自分の親世代に教えてもらったことや、家のしきたりを優先しながら、親子の根っこを育んでいってください。10年後、20年後……さらに100年後にも、「行事育」の効果が続いていくはずです。


>>> 「行事育」具体例1:お雑煮

※この記事は【親子の根っこをはぐくむ 和文化研究家・三浦康子の「行事育」メソッド】コンテンツのひとつです。
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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