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今から入れるAKB48(再)入門!ドラフト会議編

「なんかもう流行りすぎちゃってAKB48はちょっと…」と言いたくなるのはわかります。でも世代交代期にある今のAKB48は入門するにいいタイミングなはず!第3回は今年初めて開催される「AKB48グループドラフト会議」編です。野球のドラフトとはちょっと?だいぶ?違います。

大坪 ケムタ

執筆者:大坪 ケムタ

アイドル・タレントガイド

 半年で結果は出る?デビューから見れる次代のトップアイドル

「今から入れるAKB48再入門」、HKT48編新チーム4編に続く第3回は「AKBグループドラフト会議」です。今年初めて行われるドラフト会議、野球のドラフト同様にAKB48グループ全チームのキャプテンが必要な人材をドラフト指名するというイベントです。選ばれるのは候補者オーディションを通過した29人(1名辞退)。もちろん本家同様、指名が重なった場合はキャプテンの抽選の結果によって決定します。

野球のドラフトと違うのは、あちらは高校野球や実業団などの実績やポジションを見て「このチームが欲しそうだな…」など想像を膨らませる事ができますが、AKB版ドラフトの候補者にはそこまで情報量がないこと。それだけに最初はファンの盛り上がりも今一歩でしたが、候補者たちのブログや動画が続々アップされ、握手会の開催、NOTTVひかりTV(PCで無料配信も決定)で生中継も決定と、第1回ドラフト会議の体勢が整ってきました。これはもう乗るしかない!

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何人選ばれるのか、選ばれるのかはわかりませんが、間違いなく29人全員が次代のトップアイドル候補生!(画像はAKBグループドラフト会議公式サイトより)


これまでの研究生とは違う、ドラフトならではの超新星は誕生するのか? 今回もAKB48グループの黎明期から追い続けてきたライターでアイドル総合情報サイト・スクランブルエッグ編集長の岡田隆志さんにお話をうかがいました。

――これまでAKB48のメンバーになるには、「研究生オーディションを受けて合格したら研究生として活動、そこから正規メンバーへ」という形なわけですけど、今回のドラフト会議で選ばれた子たちはどこが違うんでしょう。

「研究生に比べると即戦力な子を残してる感じがしますね。今までの研究生オーディションを受けてきたけど、最後まで残れなかった子もいますし。研究生だと入ってから練習しながらちょこちょこステージも出てどのタイミングで上に上がるかを考えるけど、ドラフト組はそんな余裕はないんですよ。候補生になった時点で研究生と同列、そしてドラフト当日までにステージ立てるくらいのレッスンをしなくてはいけない。期間も短いし、経験ない子はかなり大変だと思いますよ」

――岡田さんのサイトのレポートを見てもさっそく牧野アンナ先生にしごかれてますもんね。

「受ける子たちも過去にオーディション受けて落ちた子もいれば、一ファンとして握手会参加してコンサート見てきたって子もいる。それにSKE48とかNMB48とかを第一志望にしてるけど、実際は『決まったらどこでも行きます』という形になるわけで、そういう応募する側の心構えもちょっと違うと思いますよ」

――彼女らを受け入れるチーム側もまた初めてのドラフトになるわけですが。

「今回はキャプテンが直接指名するということで『キャプテンがアイドルを見る目が試される』というのがありますね。今まではスタッフの大人たちが選んできたわけだけど、今度はキャプテンが同じチームの仲間として一緒にやっていきたいって子を選ぶ目があるのか、みたいなところを見ると面白いんじゃないのかな」

――選ばれる方だけでなく、選ぶ方も問われると。ドラフト効果が分かるのは1年後2年後ですかね?

「いや、半年でわかると思います。たとえばチームKとか若い子が少ないから若い子いれなきゃいけないだろうし、そういう効果は思ったより早く見えてくると思います」

――ファンとしても、今までの研究生を見る形とは変わってきますよね。

「今までAKB48の若い研究生は『劇場で育てる』という形だったけど、ドラフトはいきなりテレビとネットでそのスタートを知るわけだよね。だから劇場に行けない人も比較的均等に応援を楽しめる、というのはありますね。それはNMB48も最初そうだったし、今の乃木坂46もそうなんだけど。それほどオーディションバラエティ化はしていないけどね。今からブログにコメントつけておけば、『俺は最初から目つけてた』っていえるんじゃない?(笑)」

――劇場に行ける人しか見れない研究生組と、全国からネットやテレビで応援されるドラフト組。またその違いが化学反応を生みそうで楽しみでもあります。
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