8インチディスプレイのペン入力のタブレットです。本体上部にハンドルが付いています。手書きのタッチとしては、紙に鉛筆で書いたようなタッチとなります。重さは699gありますが、ハンドルを持つと、それほど重さを感じません。本体の材質が、マグネシウム合金となっており、使っていて、強度に安心感があります。デジタイザーペンは、電池駆動式の専用ペンとなっており、他のタブレット用のペンなどは流用できません。
ハンドルは、持ち運び用だけでなく、折りたたむことで、スタンドとして利用ができます。本体を立てることも可能です。その場合は、画面の上下は自動的に反転します。
起動画面は真っ黒でアイコンなどなく、また、本体には電源ボタンがないため、各種メニューを呼び出すには、指で円を描いてから、ペンで文字を入力します。画面は「Network」と入力して、無線LAN設定を呼び出した例です。
無線LANのWEPキーの入力は、ソフトキーボードを利用します。
手書きノートの一覧は、画面を2本指で、ピンチインすることで表示されます。
ノートには、シールを貼ることができます。シールは、Evernoteにアップ用シールやペンの色を変更できるシールなどがデフォルトで入っています。このシールは、MOONBlockという内蔵されているプログラム言語にて作成が可能です。
MOONBlockにて、シールを作成した例です。プログラムは、パーツを組み合わせることで稼働するようになっています。この例は、画面を白バックにして、ペンを黒にするシールを作成しました。
画面を白バックにして、ペンを黒にするシールを実行すると、黒バックとは違うイメージとなります。
手書きした文字をコマンド操作するには、書いた文字を指で囲みます。「Link」は、他のノートへのリンクを貼ることができます。「Web」は、その手書き文字をテキスト認識してWeb検索を実行します。「Note」は、そのその手書き文字をテキスト認識して、他のノート上の同じ文字を検索します。
次ページでは、WEBクリッピング機能などを試してみます。