モバイルユーザーにとって、スマートフォンやノートパソコンに匹敵する大きな存在として、タブレットがあります。昨今ではタブレット機能の充実により、ノートパソコン市場に影響を与えるほど、タブレット市場が大きくなりつつあります。
タブレットは、アップル社によるiPadと、Google社によるAndroid OSを搭載したAndroidタブレットの2種類が市場の大半を占め、ここにマイクロソフトのパソコン用OS、Windows 8やWindows RTを搭載したタブレット利用者も増えている状況です。
このタブレット市場に、ユニークな端末が、2013年7月にリリースされました。ユビキタスエンターテインメント社によるenchantMOONです。enchantMOONは、Androidをベースとしているものの、オリジナルのMOONPhaseというOSを搭載しており、OSから本体デザインまで、純国産製の珍しい端末です。
このenchantMOONは、一言で言えば、手書きタブレットです。しかし、手書きタブレットに特化した、特徴的な操作方法になっています。コンセプトとしては、NO UI。つまりUIがありません。本体にボタンは、電源ボタンしかありません。電源を入れた状態では、単に真っ黒な背景が表示されるのみで、ユーザーは、ペンで文字を書き込むことに集中できる操作体系になっています。
各メニューへのアクセスや、一覧表示の方法は、指によるタッチとペンを駆使して、操作します。その操作方法を写真にてご紹介します。