一人暮らし/一人暮らしの食材使い切り術

一人暮らしの食材使いきり術 買い物編(3ページ目)

一人暮らしの自炊初心者がよくつまづくこと。それは、せっかく買ってきた食材を使い切れないことです。保存法や調理法の工夫も大切ですが、一人暮らしでは、まず必要な食材の量や種類を見極めた買い物をするのがポイントです。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

そのまま冷凍できるものを選ぶ

トマト

ひと手間加えずに冷凍できる食材なら、多めに買い置きするのもアリ

食材を食べ切るために、冷凍保存を活用しよう。そうは言っても、冷凍するために小分けにしたり、いったん加熱したり……という手間は面倒なものです。その手間を惜しんで、冷蔵庫に入れっぱなしにして、ダメにしてしまったりすることが多いのであれば、そのまま冷凍できる食材を選ぶのがおすすめです。

例えば、鶏もも肉。一枚のものを買ってしまうと、ひとり分のご飯には大きすぎる。でも、切り分けるのは面倒というのであれば、少し割高であっても、小さく切り分けられた唐揚げ用を選んで冷凍すると便利です。野菜類は加熱して冷凍保存するというのが一般的ですが、生のまま冷凍できるものもあります(参考『きゅうり,トマトもきのこも!生で冷凍保存』)。

調味料は小さいものを買う

毎日きちんと自炊をする人であればいいですが、それほど自炊頻度が高くないのであれば、調味料は小さいものを買いましょう。調味料は開封後、味や香りがどんどんと落ちていきます。また、いくらお腹を壊すことがないからといって、あまりに古くなったものを使うのはためらわれるもの。

一人暮らしであれば、小さめの調味料を買っておいた方が無駄がなく、味もよいうちに使い切れます。どうしても捨てざるをえない場合も、量が多いよりは少ない方が気もラクです。

買う前に料理を思い浮かべる

料理

どうやって料理したらいいのか悩んでしまう食材は、時間のないときには買わない

その食材を使って、どんな料理を作るのか頭に思い浮かべてから買うと、食材を無駄にしにくくなります。「安いから」「なんとなく」「目についたから」で買ってしまうと、自分で買ったことすら忘れてしまうことがあります。

また、珍しい食材を見ると、挑戦してみたくなる気持ちはよくわかりますが、どうしても余らせてしまうことが多くなります。使い慣れない食材は、必ず料理を決めてから買うようにしましょう。
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