分譲マンションレポート/岡本郁雄の分譲マンションレポート

【取材レポート】パークタワー新川崎(2ページ目)

横須賀線「新川崎」と南武線「鹿島田」駅周辺のエリアは、交通アクセスの良さから大規模なマンションが建ち並ぶ首都圏有数の居住ゾーン。この両駅をペディストリアンデッキで結ぶ再開発が進行中。商業施設とともに計画される47階建てのタワーマンション「パークタワー新川崎」をレポートします。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド


日本初のマンション全住戸設置の蓄電池・HEMS連携システム
3階以上の各階に防災備蓄庫を設置 防災イベントも実施

パークタワー新川崎の大きな魅力として、安心・安全に対する様々な取り組み・施策がとられている点が挙げられます。中でも、全住戸に蓄電池を設置し、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)とも連携したシステムを導入したのは、日本初で注目されます。
蓄電池を含めたシステム概念図

全住戸に蓄電池を設置。非常時には電源として一定の時間利用できる

蓄電池は、各家庭で個別に設定を行うことが可能です。例えば、停電時などでも3時間程度利用できます。マンションの共用部に非常用の発電機を導入するマンションは、東日本大震災以降目立つようになりましたが、各家庭に蓄電池を配し、HEMSとも連携するのは、パークタワー新川崎がマンションで初となります。

また、非常時の電力供給として太陽光発電設備や電気自動車、非常用発電設備も用意されています。さらに、NPO法人「プラスアーツ」監修による、防災イベントや防災備品、1階と3階以上の各階に防災備蓄庫を設置するなど防災への備えも充実しています。

共用施設は、25階のスカイリビングやゲストルーム、3階部分にはガーデンラウンジやライブラリーコーナー、コミュニティスタジオなどが置かれ、災害時には防災対策拠点としても運用可能です。

共用部や専有部でのユニバーサルデザイン
コミュニケーションを深める専有部分

高齢者や障害者でも使いやすいユニバーサルデザインを意識した取り組みも。共用部では、車椅子でも利用できるトイレや廊下幅やドア幅を確保。専有部では、アルコーブを広くとることで、出入りしやすくなっています。
パークタワー新川崎のモデルルーム

パークタワー新川崎のモデルルーム。3つの洋室がリビングと繋がっており家族の気配を身近に感じられるプランニングに

また、専有部のプランニングでは、リビングイン設計などを提案。家族の気配を身近に感じることで、コミュニケーションを深めます。
パークタワー新川崎のモデルルームのキッチン

パークタワー新川崎のモデルルーム。キッチンのシンク前は、引き戸で開閉ができる。料理しながらコミュニケーションも

また、キッチンのコンロをグリルありの3口とグリル無しの4口でセレクト可能であったり、フロート水栓を採用し、水栓が汚れにくくする、シンク下の収納容量を増やすなど暮らしやすさに配慮した商品開発が盛りだくさんです。

2013年3月以降の資料請求は9月末時点で約5000件、事前案内会の来場者数も1000組を超えています。専有面積は、45.21平米から92.04平米。間取りは、1LDK~4LDKと多彩です。拠点性の高い立地で、各方面へアクセスの良い新川崎。利便性と安全・安心で選ぶならぜひ検討したいマンションだと思います。


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