同一車線内の自動運転も視野に?
「走る」・「止まる」・「曲がる」というクルマの基本性能をある程度制御できるようになった次世代「アイサイト」は、新機能として「レーキキープアシスト」も可能にしている。
いまや「レーンキープアシスト」は珍しくない。しかし、次世代「アイサイト」では、高速道路などの自動車専用道などを約65km/h以上で走行している際に車線からはみ出そうとすると、従来の車線逸脱警報に加えて、ステアリングにトルク(力)を加えることで車線内の方向に操舵する制御をする「車線逸脱抑制」を搭載している。
それ以上に注目なのが、アダプティブクルーズコントロールであるACC作動中、約65km/h以上で高速道路などを走行している際に、車線内の中央を維持するようにステアリングの自動操舵を行う「車線中央維持」だ。
スバルの実験によると同制御の精度はかなり高いようで、ドライバーの負担を減らしてくれるのは明白だが、この2つのレーンキープアシストにより、同一車線内での自動運転も視野に入ってくるという。
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