ミシンに合わせたファスナー用押さえ金がおすすめ
■材料- ファスナー 1本(お好きな長さ)
- お好きな柄の布
幅:ファスナーの金具部分の両側から7mmは離して縫うので、その他に縫い代両側1cmずつを足した長さ
長さ:縫い進めて筒状になったときに直径7cm以上になる長さ(22cm以上) - 布に合った糸
- 針やミシン
ミシンの場合はファスナー用押さえ金があると便利です。
なくてもやってやれないこともありませんが、力技になってしまうので、
ミシンに合わせたファスナー用押さえ金は買っておくと便利です。
手芸用品店のミシンアタッチメント売り場にありますが、
お手持ちのミシンに取り付けられるかよく確認してからお買い求めください。
手縫いの場合は縫い目はすべて本返し縫いにすると丈夫で良いでしょう。
以下は本返し縫のページです。
HP:allabout.co.jp/gm/gc/31914/
■手順(縫い代はすべて1cm)
- ファスナーに布を縫いつける。
スライダーを下した状態で縫い始め、おおよそ下までいったら上げて縫い代まで縫う。 - 1の要領でもう片方も縫う。
ファスナーは両側を同じ方向から縫います。上から下です。
クルッと回して下から縫うと縫った方向にズレて歪みます。
ファスナーの開き止まり近くで筒状になると少々難しいですが、
直径が大きければさほど大変ではありません。あまり細いとご家庭では無理です。
開いて外せるタイプのファスナーなら大丈夫かな。 - 中表に反してファスナー止まりの辺から先に脇を縫う。
- ファスナーを開けてもう片方の脇を縫う(開けるのを忘れると反せなくなる。)
- 表に反して出来上がり。
縫い代は、ジグザグミシンをかけて始末しておくと、ほつれてこなくて使いやすいです。
ファスナーはちょうどいい長さがない時は、手芸店の人に言えば長いものを切って加工してくれます。ラミネート加工の布地を使えば、布端がほつれてこないので端処理も要らず一石二鳥ですね。内側ラミネート加工の布地もあり、それは中が汚れやすい化粧ポーチなどに重宝です。