当時の姿のまま残る、鳥の巣スタジアム
■スポット名奥林匹克公園
■おすすめのポイント
2020年のオリンピックは、めでたく東京で開催されることになりましたが、2008年の第29回夏季オリンピックは北京で行われました。その中心となったエリアが、奥林匹克公園として今も残っています。
奥林匹克をカタカナ表記すると、オリンピックになるのです。2008年8月8日から24日までの期間には世界の目が、奥林匹克公園に集まりました。
オリンピックで中心的な役割を演じた鳥の巣スタジアムは、当時のままの姿で残されています。一連の輻射式扉式の鋼がお碗のような形を築き上げる特徴的な景観をもっています。ユニークな外観をもちながらも合理的に設計された建物は、完璧にオリンピック大会を支えました。
中国4000年の歴史に新たな建築様式が誕生したと言えるかもしれません。この姿を見ると、オリンピック大会の開会式、閉会式、陸上競技シーン、サッカーのゲームの場面が自然に目に浮かぶ人も多いことでしょう。
オリンピック公園の全体は、11.59平方キロの総面積をもち、オリンピック森林公園、スポーツ施設、国家オリンピックスポーツセンターの3つのエリアに分かれています。各々の施設は今でも、中国国内のスポーツ大会に活用されています。
■奥林匹克公園
住所:北京市朝陽区北辰路奥林匹克公園
電話番号:(010)84373008
営業時間:24時間(鳥の巣は9:00~17:00)
アクセス:地下鉄8号線奥林匹克公園駅から徒歩10分
※データは記事公開時点のものです。