テクノポップ/アーティストインタヴュー

中毒性が高いblue marble(4ページ目)

blue marbleのファースト・アルバム『ヴァレリー』からの「街を歩くソルジャー」で、その音楽性・映像に完全にハマってしまいました。10月16日発売の待望のセカンド『フルカラー』では、さらにポップに進化。というわけで、メンバーのショック太郎さんにインタヴューです。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

武井麻里子さんの大ファンになって

ガイド:
fullcolor

フルカラー

では、10月16日にドロップされる待望のセカンド・アルバム『フルカラー』の話に移りましょう。新しいヴォーカリスト、武井麻里子さんが加入されましたが、どのような経緯で?

フルカラー (Amazon.co.jp)

 

ショック太郎:
作っていた新曲がヴァレリーの頃にあったジャズやラテンの要素よりも、もっとポップでロックな部分が大きくなっていったので、ボーカルを変えてみたくなったんです。そのときにまりさん(武井麻里子)がやっていたCITY LAKE MIRAIというインディーのバンドをmy spaceで見つけまして。本当に一発で大ファンになって。曲もいいんですが、やっぱり彼女の声がインパクトありましたね。

ガイド:
武井さんは、モデルもやっているんですよね。Blogで見たサロンモデルって言葉、知らなかったのですが、教えてください。カットが頻繁にされると、髪の毛が短くなりすぎないか、心配です(笑)。
 
ショック太郎:
正直、彼女がモデル仕事を頻繁にやってるなんて最初の頃は全然知らなくて。今でも彼女のモデル仕事の内容は全然知りませんが、いやまさかサロンモデルといっても、さすがに毎回カミを切るわけじゃないでしょう(笑)。

あくまでポップ音楽を目標

ガイド:
『ヴァレリー』から3年経って、武井さんも加わって、バンドの方向性は変わったのでしょうか? でも、原理主義的にポップ、隠し味的にアヴァンギャルド性を感じました。このバランスがblue marbleなのかな?
 
ショック太郎:
まず彼女のアルバムは全曲歌詞を書いてます。作るときに詞より曲が先にできているとはいえ、彼女の詞がリスナーのイメージに与える影響は大きいと思います。ポップな部分は彼女の持ち味で増幅されところもあります。あくまでポップ音楽を目標にしてるので、アヴァンギャルド性を盛り込むことは特に意識しませんでしたが、音楽リスナーとしては普通にそっち系もよく聴くので自然に出ちゃうのでしょうか。

 

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