テクノポップ/アーティストインタヴュー

中毒性が高いblue marble

blue marbleのファースト・アルバム『ヴァレリー』からの「街を歩くソルジャー」で、その音楽性・映像に完全にハマってしまいました。10月16日発売の待望のセカンド『フルカラー』では、さらにポップに進化。というわけで、メンバーのショック太郎さんにインタヴューです。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

bluemarble

blue marble

宇宙ヤング、現歌人の笹公人さんから、超オススメのバンドについてのメールがありました。その名は、blue marble。ファースト・アルバム『ヴァレリー』では、無国籍ポップの世界、そして待望のセカンド『フルカラー』では、あくまでもポップでもどこかしらアヴァンギャルド。中毒性が高いの気をつけて聴いてください。

 

ソングライターチームを作ろうと

ガイド:
はじめまして。blue marbleって、素敵なバンド名ですね。由来とかあるのでしょうか? もしかして、アポロ17号に関係あるとか?
 
ショック太郎:
そうですね。NASAの有名な地球の写真のタイトルからです。あと昔アメリカで「BIG BLUE MARBLE」という子供番組があって、そこからヒントを得ました。

ガイド:
では、時系列でお話を訊いていきます。最初は、ショック太郎さんととんCHANさんの二人で始めたのですよね? どんなきっかけで?
 
ショック太郎:
ふたりとも同じ大学だったんですが、最初はそれぞれ別のバンドをやってました。でも違うバンドなのにお互いがそれぞれ書いたオリジナル曲をいいなぁって思ってて。なので、それぞれのバンドが解散してから、ふたりで家で一緒にデモテープを作るようになったんです。それはバンド結成ではなく誰かに曲を提供するためにです。実はバンドではなく、ふたりとも職業作家になりたかったんですね。ソングライターチームを作ろうと。

乙女音楽研究社の社長が気に入ってくれて

ガイド:
valerie

ヴァレリー

2010年のデビュー・アルバム『ヴァレリー』は、フレネシも在籍する乙女音楽研究社からですね。ショック太郎さんは、フレネシのサポートもしていたんですよね。確かにフレネシと相通じるものを感じます。どのように繋がったのですか?

ヴァレリー (Amazon.co.jp)

 

ショック太郎:
フレネシさんとは、とあるコンピレーションで一緒になりました。それからよくライヴのサポートでご一緒させていただきました。当時、乙女音楽研究社が企画したライヴのイベントにフレネシさんが出まして、そこから乙女社の社長の川島イタルさんとも知り合ったという感じです。社長はフレネシだけでなくblue marbleの音も気に入ってくれて。

 

  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます