エリカ様とアミーゴの次は?

先生:
助手は最近、髪型がすっかり前髪パッツンですね。会社では「COOL BIZ」ではなく「CRAZY BIZ」という新しい流れを作っているらしいですね。助手を尊敬する後輩社員から聞きました。NEW WAVEです。

助手とはエリカ様とアミーゴを研究対象に対談をしましたが、さて次は何しましょうか? MEGあたり?

助手:
MEGもいいですけど、Perfumeが大ブレイクした今だからこそ、中田ヤスタカ以外にもこんなに素晴らしい楽曲があるということを紹介していきませんか?

先生:
わかりました。じゃ、MEGは、ガーリー系の処女と研究してみます。MEGと言うと、YUKIに似ているという意見が結構あります。僕はMEGの方が好きですけど。二人ともアヒル口じゃないから、助手の好みではないのかなぁ。

ダフト化したYUKI

助手:
いやいやいや、YUKIは大好きですよ!なにしろデビュー前に「eZ a GO GO」という番組で司会をしていた頃からのファンですからね。毎週ビデオに録ってました。その番組が終わる頃にJUDY AND MARYのデビューシングルが出て、ボクは発売日に買いに行ったくらいです。

先生:
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
JOY
YUKIはバンドサウンドのイメージがありますが、『JOY』(2005年12月)というのは別格です。メジャーなJ-POP系アーティストとしては、珍しいダフト・パンク調の思い切り盛り上げないじらし系。イントロでギャフンですね。くるりの「C'mon C'mon」がたぶん、ダフトなJ-POPとしての先陣でしょう。

助手:
ダフト・パンクの『DISCOVERY』もくるりの『TEAM ROCK』も2001年で、確かほぼ同時期にアルバムが発売されました。そんなくるりの次のアルバムに収録されている「WORLD'S END SUPER NOVA」に似てるなあ、と最初思ったのがYUKIの「JOY」。この曲、PVもステキですよね?

偉大なるミシェル・ゴンドリー

先生:
Perfumeの「ポリリズム」が使われたAC公共広告機構のCMは、ダフト・パンクのPV「All Around The World」を意識して作ったものと推測されますが、「JOY」のPVも同じように意識していますね。ダフト・パンクを手がけた鬼才、ミシェル・ゴンドリーは、PV映像監督として有名ですが、彼のきらめくアイデアには圧倒されます。カイリー・ミノーグが増殖していく「Come Into The World」」なんか好きです。

助手:
YUKIのPVはどれも面白いのですが、なかでも野田凪の「センチメンタルジャーニー」と、この「JOY」はスバ抜けて素晴らしいですよね。謎のショッカーみたいなダンサーは間違いなくダフト・パンクでしょう。中村剛さんのディレクションです。この方、ほかにも木村カエラの「Jasper」のPVなんかも手がけてます。

先生:
PRECIOUS
MEGのニューシングルの『PRECIOUS』のジャケも野田凪です。パン見せから路線変更して、残念がる諸君も多いと思いますが、ショッカーみたいな奴らがMEGを囲んでいますね。

助手:
そういえばPerfumeの「シークレット・シークレット」のPVにもダフト・パンクなカメラマンが登場します。このPV、Perfumeにしては珍しく関亮和さんではなく児玉祐一さんが手がけています。ちなみに「JOY」の中村さんも「シークレット・シークレット」の児玉さんも同じCAVIARという会社。なんだかいろいろ繋がりますね。

話をPVから楽曲に移しましょう。 この「JOY」を手がけた人たちがすごい。作曲が蔦谷好位置、編曲はQ;indiviの田中ユウスケですね。この2人はJ-POPのなかにおいて、かなりの重要人物だと思います。蔦谷好位置は、さっき話題に出てきたMEGや伊藤由奈、木村カエラの楽曲を手がけていたりしますが、やっぱりYUKIの作品で一躍注目を集めたといっていいのではないでしょうか?

先生:
蔦谷好位置は他のYUKIの曲も手がけていますが、それほど近未来的なものはありませんね。この方は、CANNABISというバンドで元々は活動していたミュージシャン。聞いたことないのですが。蔦谷関連でお勧めと言えば?