二重整形/二重(ふたえ)整形の基礎知識

二重(ふたえ)整形、手術方法を美容外科院長が解説!(3ページ目)

実際に多くの方が受けているプチ整形。気になる二重手術の事情について、実際どんな人が手術を受けているのか? 自分は綺麗になれるのか? メリット・デメリットを専門家が解説していきます。

名倉 俊輔

執筆者:名倉 俊輔

美容整形ガイド

二重のラインを決めるのに他のパーツとのバランスや、化粧に合わせることが重要

二重のラインを決めるのに他のパーツとのバランスや、化粧に合わせることが重要

切開法の特徴

切開法(切る二重手術)のメリットは、多彩なデザイン(仕上がりのイメージのことです)が可能ということです。まぶたのたるみを除去する等、後述する施術との組み合わせが可能という点が特徴的です。

希望する目の形によっては、切開し皮膚や脂肪の量、筋肉の張りを調節する必要があり、この場合は切開法が適応されます。また切開により、皮膚に二重のラインを直接つけることができるため、よりしっかりした二重の形成が可能です。

ここで考えられるデメリットは一度切ってしまったものは元に戻すのが困難であるという点です。メイクに流行りがあるように、目のデザインにも流行りがあります。例えばその時に注目されているモデルさんのような目にしたい!という希望は多いです。また自分の年齢によっても希望の目の形は違ってくると思います。なので「その時は、いいと思った」といったことが起きないよう慎重にラインを決める必要があります。

自分に合う目を探すには

この二つのメリット・デメリットを天秤にかけてどちらがより自分に合っているかを決めていきます。

実際には切開系、非切開系のなかにもたくさんの術式があります。目の開き自体を良くする眼瞼下垂(ガンケンカスイ)手術や、腫れぼったい瞼の厚みを薄くする眼窩脂肪(ガンカシボウ)除去、いわゆるタレ目にする下眼瞼下制(カガンケンカセイ)と目の手術はとても奥が深く、また希望が多岐にわたるものです。目の手術でできること、できないことについては他の回で書いていきます。

美容外科医として働いていて思うことですが、「人によって綺麗だと思うものもかなり違う!」ということを感じています。他人の目から見ると本当にそれでいいの?というようなご希望を持って来院される方も多くいらっしゃいます。

特に女性の場合はその方のファッションや仕事、働き方(メイクをできない仕事か、ばっちりメイクをしていても構わない・もしくはメイクしなければいけない仕事か)によってもデザインは全く異なるものになります。顔のパーツはバランスがとても大事なので総合的に見ていくのがポイントです。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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