クリエーターやセレブご推薦の尖った店なら
シェフKennyは最高のバリスタ。洋風小料理屋のように、カウンター越しに、お客と会話しながら好みの料理とワインをサーブ。アントワープのクリエーター達がイチオシ。「無敵」なインヴィンシブルは、VIN(ヴァン、仏語でワイン)が美味しい。<DATA>
■InVINcible(インヴィンシブル)
住所:Haarstraat 9, 2000 Antwerpen
TEL:+32(0)3 231 3207
定休:土日休み
営業時間:12:00~22:00
予算の目安:一品料理20~30ユーロ
あまりに美しいアールヌーボの内装に目を奪われながら、美食におぼれる店。アントワープらしい、アートの伝統とデザイン性、グルメが見事に調和する最高傑作。
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■Marcel(マルセル)
住所:Van Schoonbekeplein 13, 2000 Antwerpen
TEL:+32(0)3 336 3302
定休:日祭日休み、土曜日は夜のみ
営業時間:月曜~金曜12:00~13:30、19:00~21:00
土曜19:00~21:00
予算の目安:一品料理20~30ユーロ
その辺のピッツェリアとはワケが違う、本物の旨いイタリアンをレトロなフィルムの世界で食する空間の芸術。ベルギーの有名人やセレブに会えるのも、ちょっとうれしい。
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■i famosi(イ・ファモシ)
住所:Steenbergstraat 11, 2000 Antwerpen
TEL:+32(0)3 231 2901
定休:月曜
営業時間:17:30~23:00
予算の目安:一品料理25ユーロ
やっぱりベルギービールを地元のカフェでなら
大聖堂周辺には、地元オランダ語で、ブラウンカフェと呼ばれる古い伝統的なビアカフェがたくさんあります。中には宗教オブジェに囲まれ傾いたような奇妙な店もありますが、ここでは興味深いお店を2つご紹介しましょう。大聖堂の北側、徒歩での散策が楽しい石畳の界隈にあるのが、1565年創業のアントワープで最も古いカフェ「クインテン・マセイス」。経営するのは、今や人気ブロガーとして知られる日本人のマダムQとベルギー人の寡黙なご主人の二人。古くから常連の地元のおじいちゃんおばあちゃんがビールをちびちび飲んでいる横で、アントワープ芸術学院モード科に通う日本人留学生がカレーライスを食べている不思議な光景が見られます。知る人ぞ知る裏メニューのドライカレーが人気。
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■Quinten Matsijs(クインテン・マセイス)
公式HPはありません、経営者マダムQのブログ
住所:Moriaanstraat17, 2000 Antwerp
TEL:+32 (0)3 225 0170
定休日:月曜日
営業時間:12:00~(キッチンは22:00まで)
日曜日12:00~20:00(キッチンは18:00まで)
中心地からはやや離れ、行きにくいのですが、ベルギービールファンなら必ず訪れてほしいのが、クルミナトール。醸造家たちが「麦のワイン」と呼ぶベルギービールは、コルク栓のもので保存環境さえよければ、ワインのようにその味の変遷を楽しむことができるといいます。美味しく変遷しているかどうかは別として、トラピストビールの10年ものヴィンテージが飲めるのはベルギー中でもここだけ。百聞は一見、いえ一飲にしかず……。
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■Kulminator(クルミナトール)
住所:Vleminckveld 32, 2000 Antwerpen
TEL:+32 (0)3 232 4538
定休日:日曜
営業時間:16:00~(※ただし、月曜日は20:00~)