不動産売買の法律・制度/ガイド:平野の私的不動産用語集

重要事項説明書

「重要事項説明書」についての用語解説です。不動産の購入など契約をするときには、文字どおり大切な重要事項説明書についてよく理解しておくことが欠かせません。(2017年改訂版、初出:2006年8月)

執筆者:平野 雅之


重要事項説明書

【じゅうようじこうせつめいしょ】

売買契約を締結する前に、宅地建物取引士から重要事項の説明を受ける。このとき交付される、物件や取引条件に関する一定の重要な事項が記載された書面。

本来は事前に説明を受け、購入するかどうかの最終的な意思決定をする時間を設けるべきなのだが、現実には売買契約締結の直前に重要事項説明が行なわれるケースが多い。できるかぎり事前に重要事項説明書や関連書類を受け取り、内容の確認をするようにしたいものだ。

重要事項として説明すべき内容は多岐にわたり宅地建物取引業法や施行令などで規定されているが、それでも物件に関するあらゆることがすべて説明されるわけではない。

気になる部分や疑問に感じる部分などは、宅地建物取引士による重要事項説明を待たずに自分で調べてみることも、ときには必要となる。

>> 第37条による書面

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重要事項説明書のポイント

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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