子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その6(2ページ目)

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

ママのポジティブ改革:「脱・拡大レンズ思考」

人間は、目で見たもの、耳で聞いたものをそのまま取り込んでいるように思えるのですが、実際は、大きく変形させています。

たとえば、「明日までに○○をやり遂げる」というタスクを与えられたとき、
  • ある人は、それを、「チャレンジ」「やりがい」と捉えます
  • ある人は、それを、「無理なこと」「プレッシャー」「ストレス」と捉えます
この2人のうち、どちらがうまくやり遂げられそうですか?1人目の人ですね。

「脱・拡大レンズ思考」するためのコツは、引いてみること、冷静になること。これは誰も目にも明らかだと思います。難しいのは、どうしたら冷静になれるのかということだと思います。

そこでおすすめするのが、イメージテクニックです。拡大レンズで大げさに見てしまっているなと感じたら、

  1. まず、そのメガネを外す
  2. そして、縮小レンズのついたメガネをかける
  3. そのタスクを改めて見直し、小さく捉え直してみる

もちろん、これはあくまで、頭でイメージした「メガネ」ですが、ドラえもんのポケットから出てくる「ヒミツ道具」のようなものを想像して、「外す」「つける」をイメージしてみると実践しやすいかもしれません。

この拡大レンズ思考は、13のマイナス思考の中でも、もっともよく見られるものの1つ。これでも分かるように、「冷静さ」は、「脱・マイナス思考」の最大のカギです。ぜひ、メガネテクニックで、「小さく見るクセ」をマスターし、それを子ども達にも伝えていってあげてください。


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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