東京23区待機児童数は、0人~613人まで
以下に挙げたのは、東京23区における2010年4月現在の待機児童数です。すぐに入園が可能な区もあれば、600人以上が待機しているという区も。激戦区で入園を勝ち取ろうとするのは、宝くじに当たるようなものかもしれません。■東京都HPより 2010年4月調べ
子どもを安心して預けられる社会になれるのはいつ?
待機児童の状況を受け各自治体も、認可保育園よりは設置基準が緩和されている認証保育所や保育室、保育ママを紹介して、需要に応えようとしています。また、これから働きたいという人のために、「昼間に働いている」「親族を介護している」などの認可保育園の申し込み要件がなくなるといった動きも出はじめているようです。そうなれば、復職ではなく、就職のために保育園に預ける人も増えることでしょう。
と言っても、待機児童数が多い地域では入園競争を助長しているようなもの。どこに住もうが保活をすんなりと勝ち抜けるようになるのは、まだまだ遠い道のり。保育園に入るために引越しを選択する人も出てくることでしょう。