引越し/引越し関連情報

建物の養生って?

建物の養生ってどこまで必要なんでしょうか?そんな疑問にお答えします。大切な新居を傷から守る為、見積り前に一読下さい。

執筆者:山上 哲

新築物件へのお引越し、建物に傷がついたら...そんな不安を持っている方も多いと思います。業者によって使用する資材や保護する範囲が違う「養生」って、いったいどんなものなのでしょうか?

【マンションの場合】
高級マンションや新築マンションに入居される方は要注意。建物の管理業者から指示される事が多いです。共用部分の床やエレベータ部分に保護をするように指示されるのが一般的です。管理会社や、一斉入居の際の幹事業者が共用部分の養生をしていない場合、入居者の費用負担で手配するようになる場合がありますので、管理会社への問合せが必要です。

内容の一般的な例は、エントランスホール及び廊下の台車使用部分の床と、エントランスの扉や柱、廊下の曲がり角などの壁、エレベーターの床と内壁などに、ベニヤ板等で保護をする様に指示されるのが多い様です。

入居者の負担で手配する場合、業者によって値段もまちまちですので、見積りを取る前に管理会社に問い合わせをする事と、実際にどのくらいの距離の養生が必要なのか把握しておく必要があります。

室内の養生については必須では有りませんが、大手業者でもオプション設定の所がありますので、見積り時の確認が必要です。室内の廊下の幅が狭かったり曲がり角がある場合は別料金でも養生の依頼をお勧めします。張りたての壁紙はやわらかくて、ちょっとダンボールの角がこすっても剥がれてしまいます。また、作業着や汚い手でこすった汚れなどが付く事も多々有りますので、後のトラブルにもなりがちです。室内養生はサービスの会社も有りますので、営業マンに相談してみましょう。

一戸建ての方は次のページへ...
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます