表現力の向上には親の影響が大きい

■親が感情を言葉にする
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自己表現力アップには母親の影響が

親は子どもの前で、美しい花を見て、「わーきれいねー。」とか、おいしいものを食べて「おいしいねー」など、ポジティブな感情を口にすることは多いと思います。

しかしながら、ポジティブな感情だけでなく、「お母さん、今日、仕事で辛いことがあったんだー」とか、「今日、お買いもので、嫌なことがあったの」と、ネガティブな感情も表現しましょう。子どもはネガティブな感情も表現していいことを知り、どんな時でも感情を素直に表現するようになるでしょう。

■親が子どもの感情を言葉にする
幼い子どもは、自分の感情をうまく言葉にできない場合もあります。

「今日の試合、負けて悔しかったね。一生懸命練習していたから、どんなに辛いかよくわかるよ。次の試合は、絶対に勝ちたいよね!」などと、感情を表現することを手伝ってあげましょう。そうすることで、子どもは自己を表現する力が身に付いてきます。

家族の前でスピーチごっこ

家族間でのスピーチごっこも効果的です。

・子どもにだけさせるのではなく、お父さん、お母さんも、スピーチごっこに参加してください。楽しくなるだけでなく、スピーチを聞くこともとても勉強になります。
・「〇〇ちゃんに、今日、幼稚園(学校)でどんなことをしたのか、お話をしてもらいましょう。」と、子どもが楽しくお話しやすい雰囲気を作りましょう。
・時間は3分間ぐらいが適当でしょう。
・原稿は持たないお約束で
・テーブルで座ったままではなく、リビングの壁の前などに立ってスピーチしましょう。(ある程度の緊張感も大切です)

■スピーチするときの注意点
スピーチをする子どもに、次のようなアドバイスをしましょう。
・手振り身振りを大きくして
・ゆっくりと大きな声で、笑顔で
・聞いてくれている人の目を見て
・また、親がスピーチする場合も、子どものお手本となるように上記の点に注意しましょう。

■スピーチを聞くときの注意点

・話し終わった人に拍手を送る
・スピーチが終わったら、内容に関して、いろいろな質問をしましょう。質問をされることで、みんながどんなところに興味を持ってくれたのか理解でき、また、質問に答えることで自分に自信が持てます。

自己表現力は、簡単に身に付くものではありません。このように毎日の積み重ねと、親の心がけで育まれていくのです。


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