イゴコチのいい空間を実現するために
数タイプのオーダーメイドプランを用意
山手線内にあり、新宿駅や新宿御苑にも近いという立地の良さ、周囲を見渡せる超高層のランドマークとなるマンションという点が大きなメリットですが、来場者の評価が高いのは間取りを変えられる数タイプのオーダーメイドのプランだといいます。幹事会社の野村不動産はフリープランのマンションで実績がありますが、49階以上で間取りを自由に変えられる「プレミアムオーダーメイド」を、43階~48階で水まわり以外を自由に変えられる「オーダーメイド」を、27階~42階で間取りの一部範囲(ゾーン)を変えられる「ゾーンオーダーメイド」を用意しています。
加えて、46階以上については、「2住戸連結」を可能にしていて、2世帯で暮らしたり、広い面積を確保したりといったことができるようになっています。これらはすべて有償ですが、変更した間取りが標準タイプより軽装備になるような場合は減額されるケースもあり、必ずしも高額になるわけではないそうです。
モデルルーム120Bタイプ。プレミアムオーダーメイド仕様なので、3LDKの間取りを1LDKに変更。43階のゲストルームをイメージして、約26.3畳のLDと開放感のある洗面化粧室(写真右)に隣接した約11.9畳の主寝室(写真左)を配置
また、22階~26階については、無償のプランセレクトが可能となっています。
ちなみに、上層階に行くほどプランの自由度が増すのは、下から建ち上げていくために、上の階ほど設計の決定や内装・設備等の発注に時間的な余裕があるからです。
第1期の販売は高層階中心に400戸以上
9月中に契約の予定
コンフォートタワーの総戸数は1093戸。40平方メートルや50平方メートルの住戸もありますが、60平方メートル、70平方メートル、80平方メートルの住戸が中心で、7000万円前後の価格が多くなるといいます。9月7日からモデルルームをオープンし、第1期の販売は9月14日を予定しています。第1期はオーダーメイドが可能な高層階が対象となる予定で、400戸以上を販売する計画です。
引き渡しは2015年9月下旬の予定ですが、間取り変更の建築請負契約があるため、9月末日までに契約すれば、2014年4月に消費税が上がったとしても、現行の5%となる経過措置が適用されます。ただし、消費税が上がるという理由で契約を急ぐ傾向はあまり見られず、オーダーメイドの対応期限を気にしてプランの相談を始める来場者が多いそうです。
消費税が上がった場合には、住宅ローン減税が拡充されることが決まっています。7000万円前後のマンションを住宅ローンを利用して購入する場合は、増税額より住宅ローン減税の還付額のほうが大きくなる可能性が高くなるので、消費税増税にこだわらない人が多いということでしょう。
さて、販売センターを出て、現地を一周してみたので、その広さがよくわかりました。靖国通り沿いは店舗が多いのですが、裏側に入ると住宅街が広がり、学校が点在するなどの静かな環境でした。区立富久さくら公園の緑も目に優しく、心がなごみました。