アイルランド/ダブリン

ダブリンのエリアガイド

アイルランド旅行の拠点といえる首都ダブリンで、観光やショッピングを効率よく楽しむためのエリアガイドをお届けします。

執筆者:原 貴子

ダブリン観光、どうすれば効率よくまわれる?

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リフィーリバーにはたくさんのユニークな橋が架かっている

ダブリン観光の際におすすめなのが、ダブリンの各エリアを南と北に分けて把握すること。街を南と北に分けるようにリフィーリバーが流れているので、この川から見て南側か、北側かを意識すると、自分のいる位置が把握しやすく、目的地にもスムーズにたどり着けると思います。それでは、観光で訪れる方の多いメインの観光エリアの詳細を順番にご紹介します。

■南側
  • グラフトンストリート
  • テンプルバー
  • デイムストリート
  • メリオンスクエア
■北側
  • オコンネルストリート
  • ヘンリーストリート

南の一大ショッピングスポット! グラフトンストリート

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日曜日は特に人通りが多いグラフトンストリート

高級デパートブラウントーマスやブランドショップの旗艦店、アイルランドらしいジュエリーショップやお土産屋さんなどが集中しているショッピングストリート・グラフトンストリート。ダブリンでのショッピングといえばこのエリアがもっとも有名です。

パフォーマーなどもこの場所に多く集まり、生のアイリッシュミュージックが聞ける場合もありますよ。土日はかなり混み合うので、ゆっくりショッピングを楽しみたい場合は平日がおすすめです。トリニティカレッジ側からストリートを通り抜けると、街の中心地にして9ヘクタールの規模を誇る美しい公園セントスティーブンスグリーンがあります。ショッピングに疲れたらこちらで一休みするのもおすすめです。

パブとカルチャーイベントならテンプルバー

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夜でも人が多くにぎやかなテンプルバー

アイルランドカルチャーを語る上で欠かせないのがギネスとパブ。そして、ダブリン内のパブが集中しているエリアで最も有名な場所といえばテンプルバーでしょう。こちらには、ギネスを片手にアイリッシュミュージックが楽しめるパブもたくさんあります。

毎週土曜の朝に開催される、アイルランドの手作りの味覚が楽しめるテンプルバーフードマーケットをはじめ、カルチャーイベントなども数多く行われるエリアなので、旅行の際には詳細情報をチェックしてみてはいかがでしょう。

<DATA>
TEMPLE BAR CULTURAL TRUST

有名スポットやおしゃれエリア至近! デイムストリート

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南側の観光の拠点になるデイムストリート

ダブリンらしい素朴さを残した美しい町並みが特徴の南側の大通り、デイムストリート。グラフトンストリートやテンプルバー、トリニティカレッジなど、有名な観光スポットがいずれもこの通りから至近であるほか、セントラルバンクをはじめアイルランドの多くの銀行、市庁舎などもこのストリートにあります。

このストリートをトリニティカレッジに背を向けた形で進んで行くと、ダブリン城、クライストチャーチ、さらに道なりに進んでいくとセントパトリック大聖堂などの観光スポットにもたどり着きます。

<DATA>
■Dublin Castle(ダブリン城)
住所:Dame Street, Dublin 2そば、Cork Hill Pedestrian Entrance
開館時間:月~土曜10:00~16:45、日曜・祝日12:00~16:45

■Christ Church(クライストチャーチ)
住所:Christchurch Place Dublin 8
開館時間:
【3~5月】月~土曜9:00~18:00、日曜12:30~14:30 / 16:30~18:00
【6~9月】月~土曜9:00~19:00、日曜12:30~12.30 / 16:30~19:00、
【10~2月】月~土曜9:00~17:00、日曜12:30~14:30

デイムストリートでひときわ目立つ建物・セントラルバンクからデイムストリートを横切りさらに南に歩いていくと、ウィックロウストリートやそこから伸びるサウスウィリアムストリートをはじめ、おしゃれなショップやレストラン、カフェなどが集まるエリアになります。

ジョージアンハウス見物ができるメリオンスクエア

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カラフルなドアが特徴のアイルランドのジョージアンハウス

ダブリンといえば、18~19世紀の初頭に建てられたジョージアンハウスが見られることでも有名。なかでもメリオンスクエアは美しいジョージアンハウスが立ち並んでいるエリアで、こちらにはかつて作家のオスカー・ワイルドやイエーツが住んでいたジョージアンハウスもあります。彼らが住んでいた家にはプレートがかけられていますので、このあたりを歩けば実際に見ることができるでしょう。またメリオンスクエアの近くには、18世紀末のジョージアンハウスに住む中産階級の暮らしを再現した展示が見られるミュージアム「Number29」もあります。

このエリア一帯がメリオンスクエアと呼ばれている一方で、その中心部にある公園もメリオンスクエアという名前で少しややこしいのですが、公園内には作家オスカーワイルドの銅像があることでも有名です。

<DATA>
■Number29(ナンバー29)
住所:29 Fitzwilliam Street Lower
営業時間:木~土曜10:00~17:00(最終入場16:30)
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