ダイエットの基本/やせるダイエットの基本

「お米はダイエットの大敵?」VS「お米は太らない?」(2ページ目)

ダイエッターには敬遠されがちなお米ですが、本当にお米は太るのでしょうか? 今回は、お米の栄養成分なども解説しながら、本当にダイエットにとってNGなのかを紐解き、さらに、ダイエットに効果的な食べ方や太らないコツなども紹介していきたいと思います。

和田 清香

執筆者:和田 清香

ダイエット・ボディケアガイド

お米の太らない食べ方

玄米を取り入れるのもダイエットに◎

玄米を取り入れるのもダイエットに◎

お米には脂質は含まれていませんが、糖質は多く含まれているため、やはり糖質を多く摂り過ぎれば肥満に繋がるので注意しましょう。
※理想は1日の摂取カロリーの約6割(お米約200~300g)、最低でも100gは摂るように。

また、お米を食べる時は、糖質を効率よくエネルギーに変えて、燃焼させる働きがあるビタミンB2を一緒に摂ると肥満解消に効果的です。ビタミンB2は豚肉などに多く含まれています。

更にダイエット効果を期待するなら、精白米から玄米、発芽精米に変えてみるのがオススメです。
※玄米の他にも、未精製の炭水化物として、ひえ、あわ、きびといった雑穀も良いでしょう

理由は、玄米のほうが白米に比べ、ビタミン、ミネラル、食物繊維の含有量が多く、代謝を促進させるためダイエットに有効だから。逆に、白米にはビタミンやミネラルはほとんど含まれていないので、白米を主食とすると代謝不良をおこしやすいといわれています。また、玄米は良く噛まないと食べにくいので、早食いを自然に予防することにも◎。

未精製炭水化物をしっかり食べれば、空腹&イライラにより理性を失って挫折することもなく、無理なくヘルシーなダイエットを続けることができるのです。

お米はダイエットに適している!?

お米を中心にバランスのよい食事を!

お米を中心にバランスのよい食事を!

最後に、パンや麺類ではなく、お米がダイエットに適した理由を紹介しましょう。糖質にも種類があり、それによって、ダイエット効率が大きく変化します。

お米などの糖質であるでんぷんは、胃腸の中でゆっくりと時間をかけ、消化されてブドウ糖に変わってから吸収されるので、体脂肪になりにくいと言う特徴があります。

同じでんぷん系の糖質を持つ、パン、麺類との違いですが、お米と比べるとパンや麺類は明らかにカロリーが高いです。

例えば、ご飯1膳と、食パン2枚(6枚カット)では、ほぼ同重量ですが、カロリーは、お米の方が低く、更にパンを食べる時はバターやジャムを塗ることが多くなるので、明らかにパンの方が高カロリーになってしまうでしょう。

また、麺類とは、腹持ちも違います。麺類に比べて、お米のほうが胃に滞在する時間が長いので空腹感を感じにくく、空腹によるストレスも軽減されます。

多くのダイエッターが思っている、「お米は太る!」と言う考えは改め、お米中心の和食スタイルで、野菜や脂質の少ないたんぱく質などをバランスよく食べることが、健康的で太りにくい体づくりに繋がると思います。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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