スマホは便器より汚い!? 52%の人が「したふり手洗い」

手洗いポスター

           子どもはそっと見ています。

今、この記事をスマートフォンやタブレットでご覧になっている方、お手元の画面はきれいですか? タッチスクリーンには、なんと便器よりもたくさんの菌が付着しているとのこと。大多数の方がトイレの後は手を洗っておいでかとは思いますが、携帯電話に便の成分が付着していた人は、6人に1人にものぼるとか。

また、「手洗い白書2012」によると、52%の人が正しい手洗いに必要な20秒よりも少ない時間しか洗っていない「したふり手洗い」をしており、10代の男性を含む男の子と40代の男性に、特にこうした傾向が見られるそうです。

最も身近な感染症予防対策とも言える手洗い。さて、あなたもお子さんも、正しい手洗い、できていますか?

手洗いで守れる命がある― 世界手洗いの日

10月15日の「世界手洗いの日」をご存じでしょうか?
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10月15日、世界手洗いの日!

ユニセフによると、5歳の誕生日を迎える前に亡くなる子どもは、世界で年間660万人。約5秒に1人の子どもの命が失われています。そのうち、不衛生な水や環境、不充分な衛生習慣などから肺炎や下痢にかかって亡くなる子どもは、約170万人に上ります。

ここで、身近なお子さんの顔を思い浮かべてみてください。数値としてサラッと読んでしまうとピンとこないかもしれませんが、その、思い浮かべたお子さんのような子どもが、約5秒に1人命を落としているというのは、やはり大変な数ではないでしょうか。

しかし、もしせっけんを使って正しく手を洗うことができたら、この年間100万人もの子どもの命が守れると言われているのです。

そこで国連は、2008年を国際衛生年とし、せっけんを使った正しい手洗いを広め、多くの子どもたちの命を守ろうという考えのもと、10月15日を世界手洗いの日と定めました。

それから毎年、世界100ヶ国以上で世界手洗いの日の取り組みが行われ、2億人以上の子どもたちが「正しい手洗い」を学んでいます。 前述の「手洗い白書2012」も、日本の小学3~6年生108名で編成された「手洗い調査隊」が調査したものです。

手を洗うことの大切さを知り、きちんとした手洗いの習慣を楽しく身につけると同時に、世界の子どもたちを取り巻く状況や衛生の問題に関心を広げること、手洗いを通じて世界とのつながりを感じること― それが「世界手洗いの日」の目的なのです。