テクノポップ/アーティストインタヴュー

Aira Mitsukiラストインタヴュー(4ページ目)

6月30日、渋谷Gladで活動休止を発表したAira Mitsukiちゃん。これまで、3度のインタヴューをしてきましたが、ラストアルバムとなる意味深なタイトルの『I’LL BE BACK』、そして休止の理由について直撃インタヴューです。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

心の隙間を埋めたくて

ガイド:
「tell me」は、同じくAll Aboutに出て頂いたレコライドの佐々木喫茶さんらしいスピード感がある歌謡曲テイスト。作詞と作曲はどのような手順で作業していったのですか?

Aira:
先に作って頂いた曲があったのでそこに歌詞をつけました。ベタベタな日本語の歌詞をつけましたが、今でもそれで良かったのかどうなのか(笑)。「心の隙間を埋めたくて、埋められるものを見つけては失うを繰り返してしまうのはどうしてだろう?」というようなことを歌っています。

生まれる前に戻って、生まれないことにする

ガイド:
「time machine」を聴いていると、活動休止に至る心情みたいなものが少し伝わってくるのですが、考え過ぎですか? タイムマシンがあれば、いつの時点に行きたいですか?

Aira:
liveatshibuyaglad

Live at Shibuya Glad (6/30/13)

どの曲も心情は、現れてしまっているかと思います。タイムマシンがあったら、二つのうちのどっちがですね。生まれる前に戻って、生まれないことにする(笑)。もしくは、タイムマシンで過去に戻っても、今と同じ人生を辿るか。結局、今の人生を選ぶんじゃないかと思うと怖いけど(笑)。でも、戻れないからこそ悔いのない人生を生きれたらと思います。「time machine」でもタイムマシンはないから、今のこれからの瞬間に輝きを見つけてよって歌ってます。

 

答え方が非常に難しい質問

ガイド:
Terukadoさんをフィーチャリングした「Hound Dog」、Daft Punkへのオマージュも感じられるファンキーディスコ・チューン。これまで、デビューからTerukadoさんをプロデューサーとして一緒にやってこられましたが、Airaちゃんから見て、Terukadoさんってどんな人?

Aira:
答え方が非常に難しい質問ですね(笑)。良い意味ですごく挑戦的で、流行に敏感な人だとも思うし、でも石橋を叩いても渡らない的なところもあったりする慎重な人だとも思いますね。

今まで応援してくださった皆さんありがとうございました

ガイド:
既に第1回目は8月10日に行われましたが、「COUNTDOWN I'LL BE BACK CIRCUIT」が9月15日に始まります。そして、9月29日が休止前ラストライヴとなっちゃうんですね(泣)。ライヴにむけての心意気などがあれば、教えてください。

Aira:
最後の瞬間までファンのみんなとは想いを共有して一緒に楽しんでいければと思います。今まで応援してくださった皆さんありがとうございました。9月29日まで応援よろしくお願いします!

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【関連サイト】
Aira Mitsuki Official Web Site
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