コミュニケーション・ツールとしての絵本の読み方
絵本は子どもにとって最も大切なコミュニケーションツールの1つです
そんな時には、声掛けなどしてあげても良いでしょう。逆に子どもの方から、あれこれと話しかけられることもあります。こんなときこそ、絵本のコミュニケーション・ツールとしての本領が発揮されます。
子どもの言葉や絵本の内容に応じて、例えば「そうだね。悲しくなっちゃうね。お母さんも泣きそうだよ」とか「このうさぎさんは元気いっぱいで、○○ちゃんみたいね!」などと、子どもの気持ちに沿って言葉がけをしてあげると、子どもたちはより一層、絵本に没頭していきます。「おんなじ、おんなじ!」という気持ちがもたらす安心感と、大好きなお父さんやお母さんと一緒に絵本を読み共感できたことが、幸せな記憶として残っていきます。
絵本が親子の幸せな記憶を作ってくれることもあります
昔読んだ絵本がわからなくなって、その本を探している方の多くが、本のタイトルは忘れていても誰とどんな時に読んだかは鮮明に覚えていることが多いものです。あなたにそんな記憶はありませんか? 心を込めた読み聞かせで、子どもたちが同じように幸せな記憶を受け継いでくれると嬉しいですね。
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