温もりを感じあえる距離で絵本を読む「ひざ読」のススメ

うちの子は絵本が嫌いで、ちっとも聞いてくれない……そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか? そんな方には、ひざ読(ひざどく)がお役に立ちます。ひざ読は、絵本嫌いの子どものためだけのものではありませんが、絵本が嫌いだという子でも絵本を楽しめるようになり、同時に親子のコミュニケーションを増す効果が期待できます。温もりを感じあえる距離で絵本を読む「ひざ読」を試してみませんか?

「うちの子は絵本が嫌い」は、大人の思い込みです?!

絵本が好きな赤ちゃんのイメージ画像

小さな赤ちゃんほど無条件に絵本を楽しんでいるのはなぜでしょう?

突然ですが、「小さな赤ちゃんは絵本が大好きだ!」と言ったら、信じていただけるでしょうか? 実際に、月齢の低い赤ちゃんに絵本を見せながら、話しかけたり読んであげたりすると、赤ちゃんはこちらが驚くほど喜び、絵本に興味を示すものです。小さな赤ちゃんが、そんな風に無条件に絵本を楽しんでいるのに、お子さんが少し大きくなると、「うちの子は絵本が嫌いで、読むのを嫌がって困っている」と嘆くお母さんが多くなるのはなぜでしょうか?

疑問を持ったガイドは、絵本の読み聞かせが嫌いだという子どもたちに、なぜ絵本が嫌いなのか、その理由を尋ねてみました。すると、驚いたことに、次のような答えが返ってくることがとても多かったのです。

■静かに最後までちゃんと聞くように言われるのがイヤ
確かに「~しなければいけない」と言われながら何かをするのは、大人だって気が重いですね。ましてや「ちゃんと聞きなさい!」なんて怒られながら絵本を読まれたら、嫌いにもなろうというものです。

■絵本を読み始めるとお母さんが怖くなる?!
必死に読み聞かせに取り組むお母さん。そんな時のお母さんは、いつもの優しいお母さんとは雰囲気が違うと子どもたちは感じているようです。ひょっとして、読み聞かせる大人の側に絵本を読むことで文字を覚えてほしいとか、しつけに役立てたいなどという下心はありませんか? そういった大人の子どもに対する期待を子どもは敏感に感じ取り、鬱陶しく思っているのかもしれませんね。

こういったインタビューの結果から、「子どもたちが絵本を読みたがらない本当の原因は、読み手の大人の側にあるのではないか?」とガイドは考えました。子どもは、絵本の教育的効果に対する親の過度の期待や、子どもに対する無言の圧力(?)などを敏感に感じ取り、それらを嫌っているのではないかと気づいたのです。

それならば、子どもたちを絵本好きにするのは簡単です。大人が変わればよいのですから。ひざ読は、絵子どもの絵本嫌いにお悩みの方はもちろん、絵本好きな子どもに育てたいと考えている方にもぜひ試していただきたいやり方です。


>> ひざ読は特別な読み方なのでしょうか? その答えは次ページに!