原価8割増
東京ゲームショウなどでも、かなり大きなブースで出展して、お金を使っていた印象のGREE
ちなみに、売上原価以外の、広告宣伝であったり、あるいは会社を維持する為に必要な経費を、販管費なんていいますが、販管費も増加していて、売上原価とあわせて全体では39%増となっています。金額に直すと、ざっくり280億円程度増えている計算です。
まとめると、売上はほぼ横ばいの微減でしたが、コストが跳ね上がっているので利益が半分になってしまった、という状況です。
スピードを出していると急には止まれない
ドリランドの大ヒットなどで、急速に拡大していました
ただ、今までは投資以上に市場がさらにさらに大きくなっているので目立たなかったというだけの話です。すごい勢いで拡大を続けさらに加速するつもりでいたら、売上がこれ以上伸びない、急ブレーキをかけようにもスピードを落とし切れずにドーンと利益が減ってしまったんですね。そして直近では赤字に転落というわけです。
急成長している企業が成長が止まると一気に苦しくなるというのは、よくある話ではあります。しかし、本当に大変なのはむしろここからかもしれません。