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ケンカするほど仲が良いは本当? ケンカ恋愛維持法(2ページ目)

世のケンカばかりしている割には、いつまでも熱々のカップルがいるもの。昔から、「ケンカする程仲が良い」と言われますが、一方では、「夫婦喧嘩は、犬も食わぬ」とも。果たして、ケンカが恋愛にもたらす効用とは?

永瀬 久嗣

執筆者:永瀬 久嗣

恋愛ガイド

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ホメと文句のバランスが大切

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ケンカをうまく取り入れて恋愛持続の清涼剤にしてみましょう。

何でも言い合うという意味は、相手の欠点ばかりを指摘したり、文句ばかり言い 合っているということではありません。ふとした瞬間に相手の事がとても愛おしく感じられたら、それを恥ずかしがらずに言葉にしてみる。日頃から感謝の気持ちを、素直に口に出して相手に伝える。などなど。お互いに、ポジティブな言葉を交わし合うことも含まれています。

先ほどの実験結果をもう少し詳しく説明すると、「仲の良いカップルは、相手をホメル事も、ケナスことも、同じくらいにしている」ということです。あたりまえと言えば、あたりまえですが、喧嘩するほど仲が良いとは、「お互い忌憚なくケンカ出来るほどコミュニケーションが取れる仲」という意味で、決して喧嘩ばかりしている関係を意味するものではありません。何よりも大切なのは、「親しき仲にも礼儀あり」。お互い相手に対する思いやりは絶対条件です。

夫婦喧嘩は犬も食わない

あなたが、おつきあいしている相手といつも喧嘩ばかりしているとしたら?

まず、何が原因の喧嘩なのかを振り返ってみましょう。それが、お互いに変えようのない欠点だったり、根本的な考え方の違いだったり、カップルにとっての反則行為だったりした場合。こうしたネタで喧嘩が絶えない状態なのなら、言うまでもなく、すぐに別れてしまうのが得策です。

ちょっと話が飛躍してしまいますが、こうした喧嘩カップルが、なぜか腐れ縁?で、結婚して、子どもが出来た場合。相変わらず喧嘩が絶えないとしたら、せっかく生まれてきた子どもは、確実に傷つくことを覚えておいてください。両親の不仲は、子どもの人格形成に最もネガティブな影響を与えることは、心理学の常識です。

そんな事を考えながら、みなさんも、上手にケンカをしながら、ケンカを恋愛維持の一つの清涼剤としてみては如何でしょうか?
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