旧石器仕様のハンバーグで美味しくダイエット
旧石器時代の食生活を行う「パレオダイエット」で人間本来の健康なカラダに
「パレオダイエット」とは旧石器時代の食事を再現するダイエットです。農耕の始まる前の時代をお手本とするので加工食品はもちろんのこと、米や小麦、パスタなどの穀物と豆類は食べません。パレオダイエットで積極的に摂取するものは、肉、魚介類、野菜、ナッツ、たね類、フルーツです。人間のルーツである原始人の食生活を見習えば、肥満や生活週間病などとは無縁であった人間本来の健康な姿に戻ることが出来るのです。
ハンバーグの材料にパン粉は欠かせないものと思っていませんか? しかし、パレオダイエットでは、小麦粉を使用したパン粉はNGです。そもそもパン粉は見栄え良く焼く為のつなぎの役目。つなぎは山芋を代用すれば、パン粉が無くても十分きれいに焼くことができます。また、砂糖、ケチャップなどを使用したソースもNG。バジルとリンゴを加えて天然の風味と甘さでソース無しの原始ハンバーグが作れます。
「原始ハンバーグ」の作り方
小麦粉の代わりに山芋を使用した旧石器仕様の「原始ハンバーグ」
- ひき肉 500g
- 玉ねぎ 1個
- 人参 中1本
- りんご 1個
- 卵 1/2個
- 山芋
- バジル 15 枚程度
- ブラックペッパー 少々
- シーソルト 少々
- 玉ねぎ、人参、リンゴ、バジルを全てみじん切りにする。山芋はすりおろす。
- ボールに全ての食材を入れ、粘りがでるまでしっかり混ぜる。
- フライパンを強火で熱し、煙が出たら中火にしオリーブオイルを入れる。
- 形にしたハンバーグのたねをフライパンに投入し、焦げ目がつくまで焼く。
- 片面に焦げ目がついたら裏返し、蓋をして中に火が通るまで焼く。
原始ハンバーグを食べる利点とは?
■パン粉の代わりに山芋を代用することで消化の良い健康体に食物繊維が豊富な山芋は消化の良い健康体をつくるのに効果的な食材
■バジルをたくさん摂ることでアンチエイジング効果に期待
原始ハンバーグはソースがない代わりにたくさんのバジルを使用して香りや風味を楽しめます。このバジルにはβカロチンが豊富に含まれています。βカロチンにはガン予防に効能があると言われる抗酸化作用があり、私たちの老化を防止するアンチエイジング効果があります。
このように旧石器時代の食事はとても手軽にそして美味しく再現することができます。私たち人間は約250万年もの間、原始食を食べていました。人工的に精製された食品でなく、自然にある恵みそのままの食品を意識して食べることで、本来の健康体を取り戻し、無理のないダイエットができるのです。
いかがでしたか? 美容と健康に効果的な「原始ハンバーグ」で美味しくパレオダイエットを楽しみましょう。