英語/捨てる英語の基本情報

単語が分からない! そんな時は「抽象語を捨てる」

分からない単語が出てきた! 思い出せない! そんな時は、「抽象語を捨てる」こと。

青木 百香

執筆者:青木 百香

英会話術ガイド

知らない単語が出てきた時の対処法

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単語、知らない……。思い出せない……。

単語が思い出せない。 英単語だと、忘れることもありますし、そもそも知らない言葉も多いのではないでしょうか。

何かを言いたい時、その単語を知らないと狼狽する。そこで、手にするのは辞書です。しかし、「その単語の英語版」を探そうと躍起になる時に限って、なかなかその単語が見つからない。発音の問題で、相手に通じない。そして、時間がかかりすぎて、会話が違う方向へ。みんなの話に置いてきぼり……。

その度に、「自分は本当に単語力がない。なんとかしなくては!」と本屋に向かい、単語を覚えるための本を購入。ひたすら、単語を覚えることに専念する。

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辞書頼り……

こういうケースを経験している方が非常に多いように感じます。 かくいう私も、かつて、「英語力は単語力」だと信じて疑いませんでした。しかし、伝わらない! コミュニケーションも取れない……。

そして、自信をなくした結果、高校時代に行ったイギリスで、散々「弱音をはい」て、「ひきこもる」ことになりました。

とにもかくにも、知らない単語が多すぎるのです。例えば、上の文章の「弱音をはく」。辞書をひくと、「show the white feather」と載っていますが、ご存じない方も多いでしょう。
こうやって知らない表現は、とにかく「単語」を覚えることで、コミュニケーションの幅を広げようとします。

しかし、次の「ひきこもる」は? 調べたら、私の持っている辞書には載っていませんでした。ここで、行き詰まるのです。もう、「ひきこもる」を表現する唯一の方法、「辞書」が機能しなくなってしまうわけですから。

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