将棋パズルの正解例
以下はあくまでも正解例である。これ以外の動かし方も当然あるだろうし、ぜひ、探ってもらいたい。では、ガイドなりの正解例を紹介しよう。
正解例1
初手は、解説したとおりに「銀」を真上に動かす。
正解例2
2手目は「角」が下がる。
正解例3
3手目は「飛」が玉の上に動く。この位置は、将来の「角」の動きをじゃましない好位置なのだ。
正解例4
4手目は左の「銀」を真上にあげる。おわかりのように将来の「角」のじゃま駒にならぬように、真上なのだ。ご覧いただきたい、「角」の道がおぼろげながら、見えてきたのではないだろうか。
正解例5
5手目は、いよいよ「角」が出て行く。
正解例6
6手目は右の「金」が寄る。
正解例7
7手目は「玉」が寄り、「角」の道を作る。
正解例8-11
さあ、いよいよ「角」の道が見えてきた。8~11手までは、角の移動だ。
正解例12
12手目は左の「金」を右に寄る。左の「銀」を正しい位置に戻すためだ。
正解例13-15
13手~15手までで「銀」を正しい位置に格納できる。
正解例16
16手目で、左の「金」も正しい位置に戻った。
正解例17
17手目で「玉」を元に戻す。
正解例18-19
18手から19手は右の「金」を戻すことになる。まずは「銀」を左斜めに下げ、その後上に。これで、「金」の定位置があいた。
正解例20
20手目、「金」を戻す。あと少しだ。
正解例21
21手目、右の「銀」も定位置に戻った。いよいよだ。
正解例22
22手目、とうとう「飛」も戻り、ゴールだ。おめでとう! これで、すべてが正しい位置に勢揃いできた。
繰り返して身につける駒感覚
解けた方おめでとう
以上、将棋パズルを素材に「じゃま駒」や「手順」についてガイドしてきた。解けた方は、すでに初心者ではない。大きな拍手を送りたい。解けなかった方、それで当たり前なのです。それほど、難しいものなのです。しかし、今回のガイドによって、要領は得たはず。また、このパズルは、初形の「飛」と「角」を置き替えるだけで、簡単に作ることができるので、ぜひ、繰り返して、取り組んでもらいたい。この駒感覚を身につければ、あなたの棋力はぐっとアップする。合い言葉はもちろん「めざせ5級」だ。