ギリシャの秋 (9~11月)混雑なくゆったりと旅を楽しむ
アテネ・クラシック・マラソンのゴールは1896年第1回近代オリンピックの競技場となったパナティナイコ・スタジアム
10月のリゾートは、更にホテル、レストラン、商店がクローズしていきますが、通年オープンの高級ホテルなどは割安になります。混雑もなく、ゆっくり遺跡や博物館を満喫するにはいい季節です。
また遺跡や博物館は11~3月の毎週日曜、7~9月以外の第1日曜(第1が法定祝祭日の場合は第2日曜)は入場無料ですが、11~3月はどこも 入場時間が短縮されるので、各施設のサイトなどで確認が必要です。また夏は21時くらいまで明るいですが、11月には17時すぎには暗くなります。
秋の見どころ
絶壁、924mの位置に佇むメガロ・スピレオ修道院
またギリシャはオリンピックの発祥地、マラソンの起源の地です。毎秋には紀元前490年のマラトンの戦いに由来するアテネ・クラシック・マラソンが開催され、この一大イベントに世界中からランナーが集結します。ゴールは第1回近代オリンピックの競技場となったパナティナイコ・スタジアム。2004年アテネ五輪では野口みずき選手がトップでこのスタジアムに入場し、テープを切りました。マラソンの戦いから2500周年だった2010年は世界中から参加申し込みが殺到し、例年の3倍以上のランナーが走るなど、大いに盛り上がりました。他にもアテネ~スパルタ間の246kmを、制限時間の36時間以内に不眠不休で走りぬくスパルタスロンなど、スポーツの秋にふさわしいイベントがあります。今までに日本人ランナーも多数参加しています。
10月28日は国家記念日、法定祝祭日です。銀行、商店等は休み、大半の遺跡や博物館は入場時間が無料になりますが、入場時間は短縮されます。