ギリシャの食堂、タベルナでは伝統的な料理が気軽に味わえる

taverna

トレーに並べられた料理から好きなものを選べる

ギリシャの大衆的な食堂として知られるようになってきたタベルナはギリシャ語ではΤΑΒΕΡΝΑ(タヴェルナ)と表記し、ヴェに強いアクセントがきます。タベルナと聞くと、日本語の「食べるな」を連想し、食堂なのに……とよくネタになりがちですが、美味しいギリシャ料理をたっぷり食べられる、レストランよりカジュアルな雰囲気の食事処です。ギリシャにきたら、まずは昔ながらのタベルナで家庭的なギリシャ料理を味わうのもいいと思います。

タベルナでは新鮮な野菜、風味豊かなオリーブオイル等がふんだんに使われた滋味溢れるギリシャ料理が楽しめます。アテネでいえばプラカ地区のような観光客の集まる主な通りに多く店があり、軒を連ねていることが多いです。どこにしようか迷ってしまうと思いますが、観光客ばかりではなく、地元の家族連れなどで賑わっているようなタベルナははずれがなく、美味しいです。

営業時間はたいてい昼は12~16時ごろ、夜は20時か20時30分くらいにオープンし、深夜まで営業しています。中には夕方からの営業や、お昼から深夜まで通しで営業、昼食後、いったん閉まっても夜は少し早めに開くところもあります。ギリシャ人は14時以降に昼食をとることが多いので、12時ごろだと空いていることが多いです。ギリシャは一般的に夕食の時間も遅いので、タベルナやレストランは20時ごろからオープンと気に留めておいた方がいいでしょう。

伝統的なタベルナでは、その日に提供されている料理をトレーに並べて見せてくれますし、店内のケースに並べられているところも多いです。観光客と見れば、英語メニューを持ってきてくれる店が大半ですが、わからなければ並べられている料理で食べたいものに指をさして注文することもできます。定番的なギリシャ料理はオーブン料理がけっこうありますが、夏季は特に暑い気候ということもあり、焼きたてのアツアツよりは、ほどよく冷めたものを出します。

ギリシャ料理は素材の良さをシンプルに引き出すような料理も多いので、日本人の口にも合いやすいと思います。大半のタベルナは定番ギリシャ料理の肉料理や野菜料理、魚介の料理などをひととおり備えています。タベルナで楽しめる定番的な料理に関してはギリシャ料理の記事で紹介しています。

シーフード料理がメインのフィッシュタベルナはギリシャ語ではΨΑΡΟΤΑΒΕΡΝΑ(プサロタヴェルナ)と表記し、英語でFISHTAVERNAと書いてあることもあります。特に新鮮な魚介類が食べたい時はフィッシュタベルナがおすすめ。ギリシャのシーフード専門店、フィッシュタベルナの記事で紹介しています。

おまけ情報として……ギリシャ料理というわけではないですが、タベルナでフライドポテト(ティガニテス・パタテス)は定番メニュー。注文を受けてからジャガイモをスライスして、新鮮なオリーブオイルでカラッと揚げるところが多く、ハンドメイドの美味しさが際立ちます。ギリシャを旅した日本の友人にも「ギリシャでプライドポテトがすごく美味しかった!」とよく言われたりするので、ぜひ食べてみてください。 

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