レズだ!レズだ!と言われて……
異性として好きなのに
そんな私に生まれて初めて女性の恋人ができました。
相手も私のことは戸籍上は女性であることは知っていましたが、「人として好きだから」ということで二人だけの内緒の交際が始まりました。
そんな幸せ絶頂なときに、たまたま休みの日に二人で手を繋いで歩いていたのを、クラスの何人かの子に見られてしまい、瞬く間にその噂は広がり「レズ」という言葉を投げつけられるようになりました。
「決して同性愛を否定しているのではなく、自分は彼女のことを同性として好きなのではなく、異性として好きなのに」当時は何の知識もなく、自分の気持ちもうまく伝えられずに、ただ自分が「女性」という性をつきつけられたことが、悔しくて悲しくて自分の身を守る為に彼女に別れを告げてしまいました。本当に自分のことしか見えておらず最低なことをしたと思います。
性別の数・恋愛のカタチは人の数だけある
性別の数や恋愛のカタチは人の数だけある
誰が誰を愛そうと、自分は誰も愛したことがないという人であってもなんだっていいのです。"あなたが幸せ"ならそれが一番素晴らしいことです。
性別も恋愛もカタチや答えは一つではありません。
あなただけの恋愛、あなただけの性、そんなあなただけの生き方を追求していっていただきたいなと思います。同時に、そんないろんな人がいて当たり前と思える気持ちや配慮を他人に対して抱ける人が増えていけばこの世界は大きな愛に包まれるのはないでしょうか。