パレスホテル東京 もうひとつのアフタヌーンティー「プリヴェ」
森をイメージして作られた落ち着ける雰囲気。テーブルの配置もゆったり
フレンチシェフが作るアフタヌーンティー
平日は予約も可能。 アフタヌーンティー プリヴェ 3800円(税込、サービス料10%別途要)
今回は、プリヴェのアフタヌーンティー」をご紹介しましょう。
スタンド上段はオープンサンド。どれも色彩に富み、アフタヌーンティーにふさわしく、小さくまとめられています。カリフラワーのフリットは、衣を薄くまとい、カリフラワーの食感を感じらえるように程よい加減で揚げられています。上にふりかけられたカレースパイスの香りがアクセントに。さらに、たくさんの具材が入っているケークサレや、ラタトゥーユの具材を細かくして、ソースにしたホタテとエビのバゲットのオープンサンド。
このプレートのなかで最も目を引く存在は、写真一番左のパテのオープンサンド。下のバゲットがほぼ隠れるほどの厚み。ボリューム感は見ての通り。シェフによると「このサンドウィッチは具材を食べてもらいたい」とのこと。確かに、パテには粗挽き肉が用いられており、噛めば噛むほどに味わい深い。その肉ののなかから現れるパンの味。そしてピスタチオの食感もコリコリしていて楽しい。
抹茶のフィナンシェには、あえて少し塩を効かせるなど、季節に応じたレシピで提供
ガトーマルジョレーヌ。濃厚だけど程よい甘さ。コーヒーやチョコといった主張のはっきりした素材が巧みに合わさります
全体は5層になっていて、アーモンドとヘーゼルナッツ生地に挟まれたチョコレートサンドの層、バターで固めた生クリーム層、プラリネアーモンド層などで構成されています。コーヒーの苦みと、チョコのコク、ナッツの食感が融合。クリームはバターで締めたという生クリームも、アーモンドプラリネクリームも重さはなく、濃厚なケーキでありながらクリーミーな優しさで調和されています。およそ80年前に作られた伝統のレシピ。時代を経ても愛され続けるケーキにふさわしい味です。
ガトーマルジョレーヌのほかには、パートドフリュイ、チョコレート、抹茶のフィナンシェ、季節のフルーツ。ガトーマルジョレーヌ以外は、季節によっても変わります。
紅茶は追加が何度でも可能。違うものに変更してもOK
濃厚なガトーマルジョレーヌにミルクティー
紅茶やハーブティーなどのドリンクは、お好きなものを、何度でも種類を変えたりしながら注文可能。一番人気は、イングリッシュブレックファスト。その次には、ウバやダージリンが人気。ガイドのおすすめは、スタンド上段をいただく際は、フランス料理の技が効いたプレートに合わせて、ダージリンなど香り豊かな紅茶を選んでストレートでいただくこと。スイーツプレートに入る際には、追加で紅茶を頼み、今度は紅茶のボディもしっかりしたイングリッシュブレックファストはいかがでしょうか。スイーツプレートの目玉、ガトーマルジョレーヌにはミルクティーがとても良く合います。
紅茶はポットサービスで約2杯分。平均的には一人当たり3回くらい追加注文されるとか。ほぼすべてのお茶を試されるかたもあるそうです。落ち着いたカラーとゆったりめに椅子やテーブルを配置しているため、みなさん、気持ちよく過ごされるのでしょうね。
≪アフタヌーン・ティー プリヴェ メニュー≫
- 小海老、帆立貝&ラタトィユのバゲットサンドウィッチ
- 鴨肉のパテのライブレッド・サンドウィッチ
- ハム、ドライトマト&オリーブのケーキ
- カリフラワーのフリットのピンチョス
- デミタスカップのヴルーテ
- スコーン
- クロテッドクリーム、プレザーブ&ハニー
- 季節のフルーツ
- プティフル
- プティ・ガトー
- オリジナル・ショコラ
アッサムバリ(モカルバリエ)
イングリッシュ ブレックファスト
ライト&セイロン(カフェインレス)
ディンブラ トワフレー
ウバ ボルドヌイ
ダージリン モハン
アロマティー(フレーバー紅茶とウーロン茶)
スペシャルアールグレイ
アイリッシュモルト
トロピカルオレンジ
マンゴーサン
クイーンオブチェリー
ウーロン ストロベリー
ハーバルインヒュージョン(ハーブティー)
レモングラス
ローズヒップ&ハイビスカスブレンド
カモミール
ペパーミント
【店舗情報】
パレスホテル東京 ラウンジバー「プリヴェ」
東京都千代田区丸の内1-1-1 6F
アフタヌーンティー プリヴェ
3800円(税込、サービス料10%別途要)
時間:14:00~16:30
電話:03-3211-5319
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