食事ダイエット/酵素ダイエット

酵素の無駄遣いを防ぐ!太りにくい食べ方(2ページ目)

ダイエットの鍵は酵素が握っていること、ご存知ですか?酵素を活かした、かしこい食べ方がダイエット成功に繋がります。食べ方、食べる順番、食べ合わせを知って、太らない体質を目指しましょう。

中嶌 歩見

中嶌 歩見

ファスティング・酵素 ガイド

美容業界に長く従事し、現在は施術・知識・食・運動とあらゆる方向から健康をサポートできるサロンを東京・京都で運営し、講師業を中心に活躍。その中でもファスティングという現代人に必須の健康療法に着目し研究。年間400人を超える方のファスティング指導にあたり、さらに安全にサポートできる指導者を数多く育成。

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食べ合わせで太らない!

酵素解説

意外に多い、炭水化物とたんぱく質の組み合わせ

気をつけたいことは、炭水化物(糖)とたんぱく質の組み合わせ。炭水化物を分解する酵素は、アルカリの環境でしか働けない酵素のため、胃酸があると働きません。ですから、炭水化物とたんぱく質が組み合わさった食事をした場合、胃の中では、炭水化物の消化は足止め状態となります。

糖は胃の中では消化されることはありませんが、胃という温かい環境の中に長くとどまることにより、発酵が始まります。糖がアルコールと二酸化炭素に分解されるのです。アルコールはビタミンB群を消耗しますし、二酸化炭素はガスを発生させるため、お腹が張ってしまう原因にも繋がります。また、糖は胃液の分泌を抑制する働きもあり、たんぱく質の消化を邪魔してしまいます。

炭水化物とたんぱく質の組み合わせといえば、牛丼や親子丼など肉料理ののった丼もの、ベーコンをのせたトースト、ハムサンドイッチなど、意識をしないと意外に多い組み合わせかもしれません。勿論我慢ばかりすることは禁物ですが、いつもよりこういった組み合わせを少し減らしてみるだけで、確実に体内の酵素の負担は減ることになります。

食べ合わせの知恵、大根おろしのパワーについてはこちらをご覧ください。


早食いは太る原因

酵素解説

一口ごとに箸をおくことも食べすぎ防止に繋がります。

私達の脳の奥深くにある視床下部という部分に、食欲を調整している満腹中枢があります。食事から摂取した栄養素が分解され、血液中にブドウ糖が増えると、満腹中枢が刺激され、「お腹がいっぱい」と感じるようになるのです。

問題は食べてからすぐに満腹中枢に刺激が入るわけではないということ。だいたい食べ始めてから20分後くらいと言われています。ですから、余りに早食いをしてしまうと、満腹感を得られず、ついつい食べ過ぎてしまうことになるのです。太りやすい体質の方の多くは食べるスピードが速いとも言われています。

また、食べ過ぎは、消化に多大な負担をかけ、多くの消化酵素の無駄使いをしてしまいます。また、消化しきれなかった栄養素は悪玉菌の餌になり、腸内環境が悪化する原因となってしまいます。

ゆっくりよく噛んで食べるという、一番お金もかからずできる簡単な習慣。それが消化の負担を減らし、またダイエットを成功させることにも繋がります。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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