食べ合わせで太らない!
意外に多い、炭水化物とたんぱく質の組み合わせ
糖は胃の中では消化されることはありませんが、胃という温かい環境の中に長くとどまることにより、発酵が始まります。糖がアルコールと二酸化炭素に分解されるのです。アルコールはビタミンB群を消耗しますし、二酸化炭素はガスを発生させるため、お腹が張ってしまう原因にも繋がります。また、糖は胃液の分泌を抑制する働きもあり、たんぱく質の消化を邪魔してしまいます。
炭水化物とたんぱく質の組み合わせといえば、牛丼や親子丼など肉料理ののった丼もの、ベーコンをのせたトースト、ハムサンドイッチなど、意識をしないと意外に多い組み合わせかもしれません。勿論我慢ばかりすることは禁物ですが、いつもよりこういった組み合わせを少し減らしてみるだけで、確実に体内の酵素の負担は減ることになります。
食べ合わせの知恵、大根おろしのパワーについてはこちらをご覧ください。
早食いは太る原因
一口ごとに箸をおくことも食べすぎ防止に繋がります。
問題は食べてからすぐに満腹中枢に刺激が入るわけではないということ。だいたい食べ始めてから20分後くらいと言われています。ですから、余りに早食いをしてしまうと、満腹感を得られず、ついつい食べ過ぎてしまうことになるのです。太りやすい体質の方の多くは食べるスピードが速いとも言われています。
また、食べ過ぎは、消化に多大な負担をかけ、多くの消化酵素の無駄使いをしてしまいます。また、消化しきれなかった栄養素は悪玉菌の餌になり、腸内環境が悪化する原因となってしまいます。
ゆっくりよく噛んで食べるという、一番お金もかからずできる簡単な習慣。それが消化の負担を減らし、またダイエットを成功させることにも繋がります。