個人のためのリラグゼーションルームとしての浴室
下の写真は、前のページのAV機器の置かれたリビングから、直接入ることができる位置にプランニングされた浴室の様子です。デコラティブなフォルムの浴槽と、モノトーンのモザイクタイルで彩られた浴室
リビングから寝室へ続く動線の中間に位置し、プライベート性の高いプランニングとなっている
浴室、洗面所、トイレがガラスやオープンな収納で仕切られ、広々とした開放感があるのですが、奥はベッドルームへと繋げられていて、水回りがよりプライベート性の高いスペースとして位置づけられています。
今までは、浴室は家族のために、より大勢のためのスペースとして考えられてきましたが、最近では、個人個人のリラグゼーションルームとしての役割を担う部分が大きくなってきました。
一日の疲れを癒す大切な時間を過ごすために、スペースはより開放的に、しかしよりプライベート色の濃い浴室プランが必要になってきたわけです。
ガラスを使って、水回りと外部に一体感を持たせた浴室とパウダールーム
白い大理石を基調とした豪華な空間で、身体も心もリラックス
(SUITEROOM 2027タイプINAX)
リフォームしたいけれど、浴室の面積が小さくて…… という場合でも、ガラスを使えば、広々とした水回りを作ることができます。例えば、浴室と洗面脱衣室をガラスで間仕切る、庭などの外部へ向かっての大きな窓を設けるなどの工夫をして、明るく開放的な浴室リフォームを考えてみて下さい。
常時透明ガラスではちょっと…… という方には、「スイッチ一つで変化するガラスでリフォーム!」 でご紹介したような、透明と不透明をスイッチ1つで変化させることができるガラスもあります。
また、浴室リフォームの際に、必ず守りたい3つのポイントについては下記で詳しくお話ししていますので、ご覧になってみて下さい。
■浴室リフォームの3セオリー
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次のページでは、今年のトレンドを意識したインテリアのご紹介!・ シンプルでありながら質の高い洗面スペース
・ モダンとクラシックが同居する、夫婦のためだけの寝室 です。