Lightningケーブル標準搭載のLine 6
もうひとつ、iPhoneに接続可能なオーディオインターフェイスとして取り上げたいのが、Line 6のSONIC PORTです。これは、iTrack SoloやFast Track Duo/Soloとは異なり、グッと小さな機材。手のひらに乗せられるコンパクトなオーディオインターフェイスになっています。とはいえ、これでも2IN/2OUTという構成。基本的にはLine 6の製品だけにギター接続が中心ですが、オーディオ機器などからステレオミニジャックでライン信号を入れることができるほか、出力のほうもヘッドホン出力とライン出力のそれぞれが装備されています。
また、このSONIC PORTは標準で2種類のケーブルがバンドルされています。そう片方は従来からの機材に接続できる30ピンDOCKに接続するケーブル。もうひとつは、Lightning端子に直接接続できるケーブルです。
したがって、手持ちの機材に合わせてケーブルを選択すれば、非常にスムーズな形で接続することが可能になるのです。
また機材がコンパクトであると同時に、マイク入力を持っていないというのも、実は大きなポイント。そう、ファンタム電源を供給する必要がなく、またマイクプリアンプなどを駆動させる必要もないので、とても消費電力が少なく、結果として外部からの電源を供給することなく、iPadでもiPhoneでも、それ本体からの電源供給だけで動作させることができるのです。
iPhoneでDTMをするなら、こうした機材を1つ入手しておく必要がありますね。
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