イヤイヤ期を親子で乗り越えたい!
イヤイヤ期を乗り越える
今回の記事では、魔の2歳児時代を、親子で手をつないで乗り越えていく秘訣として、ママの気持ちを切り替える心理テクをお伝えします。イヤイヤと大泣きされ、気持ちが折れそうになったら、何とか、自分を励まし、気持ちを立て直していきましょう!
我が子の葛藤を分かってあげよう
子ども達も悩みながら成長している
- 「大きくなりたい!でも、甘えたい。どうしていいか分からなくて、ママにイヤイヤしちゃう。この気持ち、どうしたらいいの?」
- 「イヤイヤ言えるのは、ママだから。」
- 「寝ても覚めても、ママ!世界中で一番大切な人なんだ。だからママに聞いて欲しいの!」
- 「ひとりでやりたい、でも、抱っこもして欲しい、それが今のワタシの気持ち……。」
迷いや悩みは無理に飲み込んで封じ込めるとよくありません。「イヤイヤ!」と外に出せるのは、無理していない証拠、心の声に素直になっている姿なのです。「イヤイヤ」を順調なリアクションと受け止めると、いつもの大泣きがまた違って見えてくるはずです。
頑張る自分を励ましてあげよう
気が滅入ったら、1年前のことを振り返ってみましょう。そこには、ものすごく大変な時期を乗り越えている「頑張る自分」がいるはずです。そして、今と比べてみてください。- 新生児時代は、今よりずっと泣いていたじゃない!
- 夜、2時間おきに起きていたなぁ。その頃と比べれば、まとまって眠れるようになっているんだわ。
- あの当時はほぼゼロだった自分の時間も、今は少しだけでも取れるようになってきた。
- あの真っ赤になって泣き叫ぶ姿も、自分が必要とされている実感を全身で浴びているようなもの。一生でこんなに必要とされる時期は今しかない!
ネガティブな部分にばかり目をとられてしまうともったいない!
2歳の可愛さは2歳のときだけ!
ケタケタと心地よく笑う我が子の笑顔がどれほどあなたの心を和ませているか。抱っこしたときの柔らかな感触が、どれほどあなたを母親にしてくれているか。
魔の2歳児時代のマイナスイメージにばかり着目してしまうと、この時期にしか見られない可愛さを見逃してしまうことになります。
ずっと一緒にいられるこの時期はあっという間に過ぎてしまいます。来年になったら3歳、再来年には4歳、と成長していきます。さらに成長すれば、泣いて反抗してくることすら、なくなってくるのです。
今は片時も離れられないことを窮屈に思うかもしれません。泣き叫ぶ姿をうるさく感じるかもしれません。でもあと数年経ったら、これほどまでにママを追い求める光景はなくなってしまいます。そのときになって、「あのときもっと優しく接していればよかった……。」と後悔しても、2歳時代は戻ってきません。
今の2歳を存分に楽しんでおかないともったいない!たまにママの怒りが爆発したってかまいません。「どんと来い!」の気持ちで、お子さんの全てを、全身で受け止めてあげましょう。
■参考図書
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