モンディアル・デュ・フロマージュについて

2013年6月1~3日、フランス中西部の町トゥールでチーズと乳製品の見本市「モンディアル・デュ・フロマージュ(Mondial du Fromage)」の第1回目が開催されました。
このイベントは、M.O.Fの称号を持つチーズ熟成士のロドルフ・ル・ムニエ氏コーディネートのもと、トゥール市等の主宰で実現した、チーズのプロ向けのイベント。

世界各国から集まった最高品質のチーズと出会い、最新情報を入手し、講演会にも参加できるという濃い内容です。また、期間中はチーズコンクールや世界最優秀フロマジェコンクールも開催され、チーズのプロたちのモチベーションを刺激するものでした。

日本からもチーズプロフェッショナル協会の協力のもと6生産者が出展。18種類のチーズを展示、日本のチーズをPRすると同時に国際チーズコンクールにも出品しました。また、世界最優秀フロマジェコンクールにも日本人が出場し、素晴らしい快挙を成し遂げています。

今回は、そのMondial du Fromage 2013の模様をご報告したいと思います。

<目次>
■国際チーズコンクール……P1
銀賞受賞!「三良坂フロマージュ」の「フロマージュ・ド・みらさか」…… P2
金賞受賞!「チーズ工房タカラ」の「タカラの牧場謹製発酵バター」…… P3
世界最優秀フロマジェコンクール2013で、日本代表が初代優勝者に!…… P4
 

日本から出展された数々のチーズたち

日本から出展された数々のチーズたち

日本チームのブース

日本チーズのブース

 

国際チーズコンクール

モンディアル・デュ・フロマージュでの大きなイベントとして、世界各国から集まったチーズたちのコンクールも開かれました。そのコンクールに、チーズプロフェッショナル協会の協力も得つつ、日本から6社18種類のチーズやバターが出品。コンテストでは、世界中のチーズ専門家約80名の審査員により、見た目5点、香り5点、味わい10点の計20点満点でチーズを評価。数百あるチーズの中、金賞を取ったのは全部で19、銀賞は23、銅賞は6。その中で、日本はなんと金賞・銀賞を獲得するという素晴らしい成績をおさめました!

審査会場

モダンな審査会場。チーズがずらりと並ぶ様子は壮観!

審査の様子

審査の様子


なお、日本から出品したチーズは以下の通り。いずれも信念を持って丁寧に作られた上質なチーズばかりです。

  • 共働学舎新得農場:さくら、さくらアフィネ、酒蔵、シントコ、ヤチヤナギ
  • 清水牧場:バッカス・ダルパージュ、森のチーズ、山のチーズ
  • 三良坂フロマージュ:フロマージュ・ド・みらさか、柿、フロマージュ・ブラン・なつみ
  • 白糠酪恵舎:ロビオーラ、落陽
  • 伊勢ファーム:江丹別の青いチーズ
  • チーズ工房タカラ:発酵バター、小さなトム、春のおめざめタイム、タカラ
白かび、ハード、セミハード、ウォッシュ、シェーヴル、フレーバード等、18ものカテゴリーに分かれてブラインド審査された中、白かび部門で三良坂フロマージュの「フロマージュ・ド・みらさか」が銀賞を、バター部門でチーズ工房タカラの「タカラの発酵バター」がなんと金賞を受賞しました!

欧米の方々にとって日本でナチュラルチーズが作られているだけでも驚きなのに、その品質の良さにさらに驚いたようです。また、期間中の日本チーズへの興味と人気は相当だったようで、世界各国からのブースが並ぶ中、日本チーズのブースはどこよりもたくさんの人が溢れ、いつも大変な賑わい!賞をもらったチーズが素晴らしいのはもちろんですが、その他の日本チーズもすべて丁寧に手作りされた本物ばかりで、いずれも高く評価されました。

今回のイベントを機に、世界からより注目を集めるようになった日本のナチュラルチーズ。これからさらに良い評判が広がっていく事が期待できそうです。
大勢の取材陣やチーズ業界関係者で賑わう日本のブース

大勢の取材陣やチーズ業界関係者で賑わう日本のブース


※情報提供・写真提供:(株)フェルミエ

次のページでは、チーズコンテストで銀賞を受賞した「三良坂フロマージュ」についてご紹介いたします。