チューリッヒ近郊の小さな町めぐり
フレスコ画の家壁が美しいシュタイン・アム・ラインの旧市街 画像提供:スイス政府観光局 www.myswiss.jp
チューリッヒ近郊に点在する可愛い町や村をご紹介します。日本から長時間のフライトで到着した後、いきなりユングフラウ地方やツェルマットに足を伸ばすのは、体にかなり負担がかかります。そこで通常はチューリッヒ泊となりますが、なるべく車や人が多いチューリッヒを避けたいという人のために、チューリッヒ周辺の小さな可愛い町をピックアップしてみました。
いずれもチューリッヒから1時間~1時間半以内でのアクセスが可能です。スイスの次の滞在地へのアクセスも考慮に入れて、最適な場所をお選びください。スイス到着の夜だけではなく、スイス滞在最後の一泊としても良いでしょう。スイス滞在の最後を締めくくるのにもおすすめの町や村ばかりです。
■シュタイン・アム・ライン
町全体が博物館のような錯覚を覚える 画像提供:スイス政府観光局 www.myswiss.jp
見事なフレスコ画で描かれた家壁が美しい小さな町。町全体を取り囲む市壁も、中世の姿そのままに残されています。
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■アッペンツェル
アッペンツェルでは酪農が主な産業のひとつ 画像提供:スイス政府観光局 www.myswiss.jp
刺繍製品をはじめとする伝統工芸品の宝庫。ヨーデルやチーズの村としても有名です。直接民主制の原型を今に伝える伝統行事、ランツゲマインデには、毎年おおぜいの観光客が訪れます。
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■バーデン
バーデンの旧市街とシュタイン城の城址 画像提供:スイス政府観光局 www.myswiss.jp
ローマの時代からスイス有数の温泉地として知られるようになりました。リマト川の流れる落ち着いた街並みが特徴です。
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■ラッパーズヴィール
夏になると湖岸沿いの一角は活気づく 画像提供:スイス政府観光局 www.myswiss.jp
薔薇の町として知られ、市内3ヶ所のバラ園を中心に約600種類の花が咲き誇ります。チューリッヒ湖畔の町で、列車に加え、チューリッヒから湖船でアクセスも可能。湖の対岸との間にかかる木の橋は、中世の巡礼道として利用されていました。
■ヴィンタートゥール
オスカー・ラインハルト美術館アム・シュタットガルテン 画像提供:スイス政府観光局 www.myswiss.jp
文化と芸術の町として有名。オスカー・ラインハルト・コレクションなど、国際的にも高い評価を得ている美術館や博物館の宝庫です。キーブルク家やハプスブルク家の重要な拠点となった町で、その歴史の面影が旧市街に色濃く残されています。
■ザンクト・ガレン
世界最大級の中世の図書館 画像提供:スイス政府観光局 www.myswiss.jp
バロック建築の傑作と言われる大聖堂や修道院付属図書館は、世界遺産にも登録されています。チューリッヒから都市間急行も発着。ザンクトガレンとクールの間を直通列車が約1時半で結んでいるので、サン・モリッツなどスイス東部へのアクセスや、氷河特急との組み合わせも便利です。