築27年の社宅を診断・検査し、大規模修繕工事を実施
訪れたのは、JR京葉線の稲毛海岸駅から徒歩5分の場所にある「グランディーノ稲毛海岸」。元は企業の社宅として使われていた建物を、室内外ともにリノベーションしたマンションです。売主の大京リアルドはこれまでもマンション内の1住戸ずつをリノベーションし、販売する事業を手がけてきましたが、1棟まるごと再生して販売するのは今回が初めてだそうです。再生にあたってはまず、築27年の建物を大京グループと第三者機関とで診断・検査しています。その結果、コンクリートの強度や鉄筋などには問題がありませんでしたが、排水管などの配管は取り替えたそうです。屋上や外壁の防水や塗装なども大規模修繕工事を行っています。
新築マンションと同等のオリジナル住宅設備を設置
元が社宅ということで、23戸ある住戸の広さはすべて79.37m2で統一されており、間取りも同じです。玄関が住戸の中央部分に位置する中入り玄関プランなので廊下が短く、3つの居室のうち2つが7畳以上と広め。外廊下がない両面バルコニータイプで各居室の窓を気兼ねなく開けられ、風通しを確保できる点もメリットです。室内はすべてリノベーションされており、キッチンや洗面化粧台など大京グループのオリジナル設備が設置されています。食器洗い乾燥機や効率の高い給湯器、LED照明など、最新のエコ設備が採用されている点もリノベーション物件ならではでしょう。