今から、不動産投資を始めようと思われている方、借り換えを検討されている方、どちらの場合でも、投資用ローンの現状を把握してから選択されることをお勧めします。
なぜなら、この方面のご相談、ご質問が多いので・・・。
そこで、今回は実際のローン商品を数種類ほどご紹介しましょう。

遂に登場!最長35年:全期間固定金利型ローン

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最長35年:全期間固定金利型ローン・・・
投資用ローンは、変動金利型が中心です。また、固定金利型では、一部では長期の固定金利型ローンを取り扱っているところもありますが、多くは5年固定金利選択型、10年固定金利選択型となっています。

そういった現状を打破するかのごとく、SBIモーゲージから全期間固定金利型の投資用ローンが登場しています。期間も5年以上35年以内(年単位)となっており、新規、借り換え両方とも取り扱っています。また、借り換えの場合、担保割れにより、借り換えできない場合がありますが、このローンの場合、物件評価額の最大200%まで借り入れることが可能です。ただし、物件評価額に対するローンの割合が高ければ高いほど、金利水準は高くなります。

融資の対象エリアも沖縄県と一部離島を除く日本全国となっており、インターネット経由で繰り上げ返済を行った場合、手数料は無料となっています。

ただし、今後、金利の上昇が予測されていますが、先日、シリーズでお届けしました「金利上昇時に必要なローン組み立て方法!」でもお話しましたように、必ずしも固定金利型が総返済額から見て、一概に有利とは言えませんので、きっちりとシュミレーションされることをお勧めします。

来店不要のローンも登場・・・

スルガ銀行が取り扱っている、マザーズオークション提携ローンは、入札前の仮審査が可能で、全国の不動産を対象としています。また、インターネットで手続を行うため、来店は不要となっています。

このローンは、資金使途が自由(事業用資金を除く)なローンなので、投資用不動産の購入だけでなく、借り換えやリゾート用不動産の購入にも利用することができます。借入期間は1年~35年(年単位)、金利は変動金利型(3.75%~4.75%)のみとなっています。

今後、このようにインターネットを利用したローンは増加するものと思われます。

従来からあるローンも選択肢の一つに・・・

ここまでは、従来になかったローンをご紹介しましたが、従来からある投資用ローンももちろん選択肢の一つです。

そこで、数多くある従来型のローンの中で、ここでは、オリックス信託銀行が取り扱っている「アパートローン応援プラン」をご紹介しましょう。

金利は、変動金利型と固定金利期間特約付変動金利型の固定特約期間:3年と固定特約期間:5年の3種類を取り扱っており、返済期間は1年以上35年以内(1ヵ月単位)です。ただし、取扱い不動産対象地域は、首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)、近畿圏(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)、その他に名古屋市、福岡市、札幌市内に限定されています。借換えにも利用できます。

なお、2007年3月31日まで申込を行い、かつ2007年5月10日までに借入れた場合、一定の要件を満たすことにより、借入れ時点の店頭表示金利から0.5%の金利を優遇するキャンペーンを実施中です。

こういったキャンペーンを利用するのも一つの方法かもしれません。

ノンリコースローンは借入れ可能金額が高めに設定

最後に、最近の不動産投資の活況の一役を担ったと言える、ノンリコースローンについても見てみましょう。なお、ノンリコースローンの説明については、ノンリコースローンのコラムをご参照ください。

ノンリコースローンは、モルガン・スタンレーやクレディセゾンなどが取り扱っていますが、モルガン・スタンレーの場合、借入額は2億円以上~上限なし、借入期間は最長7年(3年、5年など短期間のローン有)となっており、クレディセゾンの場合、借入額は1億円~20億円、借入期間は5年となっています。

このようにノンリコースローンはまだまだ敷居が高く、この条件に該当するケースは一般の方々にとってはまだまだ稀だと言えます。

今後、継続的にローン関連のコラムをシリーズ化してお伝えしたいと思います。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。