狭い土地、変形地でもロケーション次第で生かせます!


土地活用といえば、普通は、賃貸マンションやアパートを建てたり、商業施設を建てたり……といったことを思い浮かべるものです。しかし、土地は、建物を建てられるような広さのものばかりではありません。しかも、狭いだけでなく、形状も「三角形」、「細長い」など、建物を建てるのには適さない土地が世の中には数多く存在します。

「そんな土地にも立地などの条件しだいで有効活用の道がある」というのが今回のお話です。狭小地における「面白土地活用」の実例を紹介しましょう。


その1:隅切りで残った三角地を徹底活用した事例


隅切り三角地

隅切りで残った三角地の活用

土地は交差点に面した角地ですが、車が右左折しやすいよう角で「隅切り」がされているため、三角地が残りました。広さはたった3坪です。「活用方法は無いだろうか」と、地主さん。見ると、人通りの絶えない都会の繁華街の入口にあたる立地です。

この土地は、「小さな土地利用のデパート」に生まれ変わりました。繁華街を訪れる人のニーズなどが考慮され、一部を宝くじの販売所、一部を自動販売機置き場、さらには広告用の看板が立てられることになりました。


その結果、
自販機置き場

自販機置き場で有効活用


自動販売機置き場……月額賃料6万円
宝くじ販売所……同11万円
看板広告料金……同16万円  の契約が成立。
地主さんは、ある事情から知人に頼まれてこの土地を1千万円で購入。「有効活用などできるだろうか」と不安に思っていたのですが、結果、利回り40%に近い運用が実現しました。


その2:余り物(?)の路地状敷地を生かした事例

路地状敷地

余り物の路地状敷地

L字型の土地です。表通りに広く面した部分には建物を建てられたのですが、その裏手から延びる路地状の敷地が余ってしまいました。この路地状部分も別の表通りに面しているのですが、その間口は2メートルしかありません。

こんな場合でも、立地条件とニーズが味方をしてくれれば、有効活用は可能なのです。路地状部分は、バイク用駐車場に姿を変えました。


その3:奥行きたったの80センチ!そんな土地にもニーズが 

この細長い敷地は、奥行きがたったの80センチメートルです。しかし、横幅は10メートルにおよび、そのすべてが広い通りに面していました。

奥行き80センチ

奥行きたったの80センチの土地

調査の結果、自動販売機のニーズがあると判断されました。ずらりと並んだ機械が収益を生み出しています。夏場は、飲料会社が毎日補充をしなければならないほどの売れ行きです。
自動販売機の経営については、自ら機械を購入するかリースをしてもらい、商品の補充を受ける方法、あるいは設置場所の賃貸料のみ、あるいは売上に応じたコミッション方式など、様々な契約形態があります。