カロリーゼロ・オフの注意点
ゼロ・オフ表示の注意点
カロリーゼロやオフの商品は糖質を減らしたりアルコール度数を低くすることで低カロリーにしています。しかしアルコール度数が低いため沢山ビールが欲しくなり、量を飲めばカロリーも加算されるのでご注意を!
糖質ゼロ・オフの注意点
ビール100ml中の糖質は3.1gです。栄養表示基準に基づき糖質が100ml中0.5g未満ものを「糖質ゼロ」、糖質が100ml中2.5g以下のものを「糖質オフ」と表示できます。しかし糖質を抑えるために発酵度を高めて製造されているので、アルコール度が高まりビールよりもカロリーが高い場合もあります。つまり糖質ゼロ・オフの商品が必ずしも低カロリーの商品とは限りません。
「50%オフ!」は、何と比べて?
また「50%オフ」などの表記は、比較対象の商品と比べて糖質の差を表記することができます。例えば100ml中に含まれる糖質が3gのビールは「糖質オフ」とは表記できませんが、比較対象の商品が100ml中に含まれる糖質が6gであれば「糖質50%オフ」と表示することができるのです。つまりどの商品と比較しているかにもよるので、「何%オフ」の表示に惑わされず商品に記載されている栄養成分表を確認して選ぶようにしましょう。シーンに合わせてビールの種類を選ぼう
お酒はアルコール度が高い程カロリーが高くなります。ビールのアルコール度数は約5%です。■沢山ビールを飲む席では……
揚げ物は控えて
■量を飲まないのであれば……
「好きな味わいのビール」を楽しんだ方が満足感につながります。それでも糖質量が気になるようであれば食事で調整していきましょう。ご飯は白米ではなく、玄米や胚芽米にチェンジするだけでも糖質が抑えられ、ビタミン、ミネラル、食物繊維など不足しがちな栄養素も補えます。またビールのお供である「枝豆」は糖質代謝に役立つ「ビタミンB1」が多く含まれているのでおすすめのおつまみです。食べ合わせも意識してビールを楽しみましょう。
糖質やカロリーを抑えたビールはダイエットの味方になってくれる場合もありますが、我慢はストレスにつながります。自分が美味しいと思えるビールを選べば、満足感にもつながり飲みすぎ防止にも。「ゼロやオフ」だからといって沢山飲み過ぎるのも危険です。表示をよく見る習慣を身につけて上手に活用していきましょう。