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ビ・ライフ投資法人

ビ・ライフ投資法人は、アジア太平洋を中心にグローバルな不動産開発・不動産金融事業等を展開するアジア有数の不動産会社キャピタランドグループなどが主なスポンサーです。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

不動産にまつわるお金ガイド

コード:8984
上場日:2006年3月22日
決算月:5月、11月
主要スポンサー:モリモト、大和ハウス工業など

~こんなファンドです~

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ビ・ライフ投資法人って?
ビ・ライフ投資法人は、首都圏を中心としたマンション開発を行っている(株)モリモト、居住施設と商業施設に多く開発実績を持つ国内大手不動産会社である大和ハウス工業(株)、アジア太平洋を中心にグローバルな不動産開発・不動産金融事業等を展開するアジア有数の不動産会社キャピタランドグループが主なスポンサーです。また、中央三井信託銀行とも情報提供の協定を締結しています。

私たちが日々生活する中で行う消費行動には、様々なものがありますが、当投資法人は、その中でも人間が生活する上で必要不可欠なものは、個人消費の中でも安定的に推移し、景気の影響を受けにくいと考え、主たる用途を居住施設(賃貸住宅)とする不動産と主たる用途を商業施設とする不動産を投資対象として投資を行っています。

~運用物件は?~

2007月8月末時点で保有している数は23物件となっています。その内訳は、居住施設は22件、商業施設は1件となっています。居住施設はDINKS層を主なターゲットとする物件が中心となっています。

一方地域別で見てみると、ポートフォリオ戦略にも、東京都主要9区(千代田区・中央区・港区・渋谷区・新宿区・目黒区・品川区・世田谷区・大田区)を主たる投資対象地域とするとされているように、23物件中19物件が東京23区内に所在しており、2物件が神奈川県、そして1物件ずつ名古屋と奈良の物件で構成されています。

~値動きは?~

・2006年3月:上場時発行価格45万円からスタート。
・2006年3月~2007年1月:45万円から50万円の間で推移。
・2007年1月~2007年2月:その後急上昇となり、79.2万円となる。
・2007年2月~2007年6月:75万円前後で推移しながら緩やかに上昇。
・2007年6月~:その後、下落傾向となり、現在は45万円~50万円前後で推移。

上場時には公募価格を下回り、なかなか上昇傾向には至りませんでしたが、その後、急上昇しました。2007年2月にキャピタランドグループと業務提携を締結し、情報ネットワークの強化をしたことで、一時市場は好反応を示しましたが、現在は上場当時の価格帯で推移しています。

~配当利回りは?~

・第1期(平成17年6月7日~平成17年11月30日)確定分配金:なし
・第2期(平成17年12月1日~平成18年11月30日)確定分配金:17,337円
・弟3期(平成18年12月1日~平成19年5月31日)確定分配金:14,619円

第4期の予想分配金は、12,500円となっています。当投資法人では、投資対象の大半が居住施設になっているため、確かにここ最近の都心等での地価上昇に伴う賃料上昇の十分に恩恵を受けているとは言えません。ただポートフォリオ戦略にもあるように、都心部で、かつ利便性の高い居住用物件取得を目指しているため、景気変動による大きなブレは生じることなく、今後も安定推移を継続するものと考えます。

ビ・ライフ投資法人

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