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最近のコンテナハウス事情

前回の記事は賃貸物件の初期建築コストを抑えるのに、「コンテナハウス」が一役買うことになるのではないかと言うお話を致しました。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

不動産にまつわるお金ガイド

前回の記事は賃貸物件の初期建築コストを抑えるのに、「コンテナハウス」が一役買うことになるのではないかと言うお話を致しました。

もともとコンテナは耐久性に優れ、また規格化され積み上げる事ができるため、現在では様々な目的で利用されています。輸送以外の使われ方は20年以上前にコンテナ倉庫として使われた事に始まったと言われています。
当時の中小企業や自営業者などが中古の海上コンテナを倉庫の代用として利用して以来、コンテナ倉庫は低価格で運営も簡単なため、あっという間に全国へ普及しました。

この流れが一般消費者の側へ波及していくのはごく自然な事と言えるでしょう。ご家庭での時間や思い出が増えるたびに、様々な物が増えていきます。それらの増えた物は捨てるわけにもいかず、かといってより快適な生活空間を犠牲にすることも出来ない。住宅街ではそのように収納が足りなくなってお困りの方が多く見られます。そういった方々の個人用途としてのコンテナ倉庫の需要は今後もきっと拡がりを見せていく事でしょう。

倉庫としての用途以外にも、コンテナを組み合わせた建物が世界的に増えてきています。建築家や会社、あるいは行政機関の手によって、家やオフィス、アパート、寮、学校、アトリエ、シェルターなどその用途は多岐にわたっています。

元々コンテナは国際規格によって強固に作られているうえに、輸送用途が主目的なので移動も設置も簡単に行えます。さらにコンテナは比較的安く手に入るので、様々な応用が期待できるわけです。


「コンテナハウス」のイメージを見てみましょう>>
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